三枝安茂
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三枝 安茂(みえだ やすしげ、1928年〈昭和3年〉10月24日[1] - 2025年〈令和7年〉2月28日)は、日本の政治家。位階勲等は従四位旭日中綬章。埼玉県春日部市長(5期)等を歴任した。
経歴
埼玉県出身[1]。旧制埼玉県立粕壁中学校(現在の埼玉県立春日部高等学校)を経て[2]、海軍通信学校に入る[2]。戦後、明治大学商学部に入り[2]、1949年(昭和24年)に卒業する[1]。卒業後は幸手町(現在の幸手市)の肥料店に勤務する[2]、1955年(昭和30年)、春日部市議会議員に当選[注 1][3]。市議を6期務め、副議長、議長になる[3]。6期目途中の1978年(昭和53年)、春日部市助役となる[3]。1986年(昭和61年)春日部市長に当選。春日部市長を5期務める[4]。この間、1993年(平成5年)秋の褒章で藍綬褒章を受章した[1]。2005年(平成17年)、春日部市は隣接する北葛飾郡庄和町と合併し、新春日部市の市長職務執行者となった。合併後の市長選挙には立候補しなかった。2006年(平成18年)春の叙勲で旭日中綬章を受章した[5]。
2025年(令和7年)2月28日、老衰のため、死去した[6]。96歳没。死没日付をもって従四位に叙された[7]。
脚注
注釈
- ^ 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』508頁には「昭和30年春日部市役所に入り」と記述。
出典
参考文献
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