三枝安茂とは? わかりやすく解説

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三枝安茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 15:32 UTC 版)

三枝 安茂(みえだ やすしげ、1928年昭和3年〉10月24日[1] - 2025年令和7年〉2月28日)は、日本の政治家。位階勲等は従四位旭日中綬章埼玉県春日部市(5期)等を歴任した。

経歴

埼玉県出身[1]。旧制埼玉県立粕壁中学校(現在の埼玉県立春日部高等学校)を経て[2]海軍通信学校に入る[2]。戦後、明治大学商学部に入り[2]1949年(昭和24年)に卒業する[1]。卒業後は幸手町(現在の幸手市)の肥料店に勤務する[2]1955年(昭和30年)、春日部市議会議員に当選[注 1][3]。市議を6期務め、副議長、議長になる[3]。6期目途中の1978年(昭和53年)、春日部市助役となる[3]1986年(昭和61年)春日部市長に当選。春日部市長を5期務める[4]。この間、1993年平成5年)秋の褒章で藍綬褒章を受章した[1]2005年(平成17年)、春日部市は隣接する北葛飾郡庄和町と合併し、新春日部市の市長職務執行者となった。合併後の市長選挙には立候補しなかった。2006年(平成18年)春の叙勲で旭日中綬章を受章した[5]

2025年令和7年)2月28日老衰のため、死去した[6]。96歳没。死没日付をもって従四位に叙された[7]

脚注

注釈

  1. ^ 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』508頁には「昭和30年春日部市役所に入り」と記述。

出典

  1. ^ a b c d 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』508頁。
  2. ^ a b c d 『埼玉新聞』1986年1月15日朝刊11面。
  3. ^ a b c 『埼玉新聞』1985年12月11日朝刊1面。
  4. ^ 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』103頁。
  5. ^ 『官報』号外104号、平成18年5月1日
  6. ^ 三枝安茂さん死去 元埼玉県春日部市長:東京新聞デジタル”. 東京新聞デジタル (2025年3月6日). 2025年3月6日閲覧。
  7. ^ 『官報』第1440号9頁 令和7年4月8日

参考文献

  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』日外アソシエーツ、2019年。
  • 埼玉新聞』縮刷版 1985年12月号、埼玉新聞社、1986年。
  • 『埼玉新聞』縮刷版 1986年1月号、埼玉新聞社、1986年。



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