三島神社 (伊東市富戸)とは? わかりやすく解説

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三島神社 (伊東市富戸)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 08:44 UTC 版)

三島神社
所在地 静岡県伊東市富戸686
位置 北緯34度54分22.9秒 東経139度8分1.7秒 / 北緯34.906361度 東経139.133806度 / 34.906361; 139.133806座標: 北緯34度54分22.9秒 東経139度8分1.7秒 / 北緯34.906361度 東経139.133806度 / 34.906361; 139.133806
主祭神 事代主命、若宮八幡 (千鶴丸)
社格 村社
本殿の様式 二間社流造
別名 富戸三島神社
例祭 10月28日-29日
地図
三島神社
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三島神社(みしまじんじゃ)は、静岡県伊東市富戸(ふと)にある神社。地名を冠して富戸三島神社(ふとみしまじんじゃ)とも称される。

概要

富戸駅から海岸方面へと南下した県道109号沿いに鎮座している。

創建は不詳だが、最古の棟札には天平年間(729年-749年)に三島明神として創建されたことが書かれている[1][2]

現在の本殿は享和3年(1803年)に建立されたものであり、右側に三島神社、左に若宮八幡宮を合祀する「二間社流造」の社殿形式となっており、これは寛政7年(1795年)に建立された八幡宮来宮神社の本殿と同じ形式であり、それを参考にしたと考えられる[2]

ちなみに、合祀されている若宮八幡とは、富戸に遺体が流れ着いた源頼朝八重姫の子・千鶴丸のことであると伝承されている[2]

10月28日-29日の例大祭では、鹿島踊り神楽 (剣の舞)、しゃぎり (囃子)、(鳥居前での「暴れ神輿」を含む) 神輿渡御などが披露される。

祭神

文化財

  • 三島神社本殿 - 市指定建造物[2]
  • 鹿島踊り - 市指定無形民俗文化財[3]

境外社

  • 龍宮神社 (竜宮神社) - 三島神社の参道を海岸方面に進んだ先の岩場(宇根)に鎮座する神社。7月下旬に富戸浦祭り。また10月末の三島神社例大祭では、神輿渡御の目的地 (御旅所) となる。

関連事物

  • 産衣石(うぶぎいし) - 龍宮神社の付近にある岩。富戸に流れ着いた千鶴丸の遺体を発見した甚之右衛門が、着衣から高貴な人物と察し、丁重に葬るために遺体・着衣を乗せて乾かしたと伝承されている[4]

脚注

  1. ^ 境内由緒書
  2. ^ a b c d 三島神社本殿 附棟札2枚 - 伊東市
  3. ^ 伊東の鹿島踊り - 伊東市
  4. ^ 現地案内板

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