三岐鉄道モハ120形電車とは? わかりやすく解説

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三岐鉄道モハ120形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 20:42 UTC 版)

三岐鉄道モハ120形電車(さんぎてつどうモハ120がたでんしゃ)は、かつて三岐鉄道三岐線に在籍した電車


  1. ^ モハ120の自重。モハ121・122は32.66t
  2. ^ 三岐鉄道における自社発注による新製車両の増備は1973年(昭和48年)5月のモハ150形151を最後に途絶えており、かつ同形式は主要機器を中古品としたセミ新車であった。またモハ150形の新製以降、三岐鉄道においては車両の増備ならびに代替を全て西武鉄道からの譲渡車両に依拠していることから、完全新製による自社発注車としては事実上本形式が最初で最後の存在となった。
  3. ^ ただし、車体長はモハ120形・クハ210形の方が約1m長い関係で客用扉間の側窓の数が1枚多い。
  4. ^ 本形式同様にTDK-820系主電動機を採用し、かつMT編成での運用を前提に新製された北陸鉄道6000系電車においても、歯車比は12:83 (6.92) と高めに設定されていた。
  5. ^ 奇数車が電動車(元モハ120形)、偶数車が制御車(元クハ210形)である。
  6. ^ 汽車2HE・3Hは京浜急行電鉄より購入したもの。木南DT30はメーカー型番をK-16といい、買収国電を出自とする8000形820が装備した台車であったが、同車が電動車化された際に余剰となったもの。いずれもボールドウィン・ロコモティブ・ワークスボールドウィンA形台車の日本国内におけるデッドコピー製品である。
  7. ^ 端子電圧750 V時、定格出力93.3 kW / 900 rpm、歯車比57:20 (2.85)
  8. ^ HL制御器は直列5段・並列4段の力行ステップを有し、HL用の主幹制御器(マスコン)には同数(計9段)のノッチ刻みを有する。これを自動加速制御車においては、マスコンの1ノッチを起動ノッチとし、2 - 5ノッチ(直列段)へ進めた場合直列最終段まで、6 - 9ノッチ(並列段)へ進めた場合並列最終段(弱め界磁制御を採用する車両においては弱め界磁最終段)まで、それぞれマスコン側のノッチ指令とは無関係に制御器側を自動進段させることによって、半ば強引に手動加速制御 (HL) 車と自動加速制御車の併結運転を可能とした方式であった。
  9. ^ 同改造は1063形に限らず、前述1053形を含め、元々3扉車であった車両のうち一定以上の台車中心間距離(ボギーセンター間隔)を有する全車両に対して導入時に施工されていたものである。そのため、1000形等の小型車や、後年導入された1080形(元京浜急行電鉄1000形電車)等のボギーセンター間隔が短い車両については同改造の対象外とされた。
  10. ^ 原形では1,200 mm幅の広幅貫通路であったが、他形式との混用・併結を考慮して狭幅化が実施された。
  11. ^ 端子電圧675 V時、定格出力85 kW、定格回転数890 rpm。当時の鉄道院が新製したデハ33500形電車に採用されたゼネラル・エレクトリック (GE) 社製の主電動機で、メーカー型番はGE-244Aである。
  12. ^ 台車・主電動機とも当時西武において廃車が進められていた311系・371系電車の解体発生品である。


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