三尾寺とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 寺院名 > 三尾寺の意味・解説 

三尾寺

読み方:ミオジ(mioji)

別名 備中高野山

宗派 高野山真言宗

所在 岡山県新見市

本尊 十一千手観世音菩薩不動明王毘沙門天

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

三尾寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 00:34 UTC 版)

三尾寺
位置 北緯34度59分36.8秒 東経133度36分4.6秒 / 北緯34.993556度 東経133.601278度 / 34.993556; 133.601278座標: 北緯34度59分36.8秒 東経133度36分4.6秒 / 北緯34.993556度 東経133.601278度 / 34.993556; 133.601278
山号 如意山
宗派 高野山真言宗
本尊 千手観音(十一面千手観世音菩薩)
創建年 伝・神亀4年(727年)
開山 (伝)空海
開基 (伝)行基
文化財 木造千手観音両脇士像(国の重要文化財)
法人番号 9260005006306
三尾寺
三尾寺 (岡山県)
テンプレートを表示

三尾寺(みおじ)は、岡山県新見市豊永赤馬にある高野山真言宗の寺院。山号は如意山。本尊は木造十一面千手観世音菩薩坐像。備中高野山(びっちゅうこうやさん)の別名でも知られる。

歴史

伝承によれば神亀4年(727年行基が開基。大同2年(807年)弘法大師空海が開山。かつては蓮浄院と号して12箇所の僧坊を有し[1]備中北部における真言密教の道場として繁栄したが、応仁の乱文明の乱の兵火で伽藍を焼失した[2]。現在の本堂は永禄2年(1559年)に英賀郡呰部庄の丸山城(現在の真庭市下呰部)城主であった庄兵部大輔勝資によって再建されたもの[2]

1959年(昭和34年)1月に本堂が岡山県指定重要文化財となり[2]、同年8月には木造千手観音坐像及び両脇士立像(不動明王毘沙門天)が鎌倉時代の仏像として国の重要文化財に指定[3]。1968年(昭和43年)には境内に収蔵庫が建立された。

文化財

脚注

  1. ^ 新見市”. 地域情報サイト「CityDO!」. 2017年11月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 三尾寺本堂”. おかやまの文化財. 2017年11月2日閲覧。
  3. ^ a b 木造千手観音両脇士像”. おかやまの文化財. 2017年11月2日閲覧。

関連資料

  • 『おかやまの文化財一斉公開ガイドブック ぶらりおかやまの文化財』岡山県教育庁文化財課(2017年、25頁)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三尾寺」の関連用語

三尾寺のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三尾寺のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三尾寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS