三宮オーパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/01 06:28 UTC 版)
右上が初代施設、左下が2代目施設
三宮オーパ（さんのみやオーパ）は、兵庫県神戸市中央区に所在し、株式会社オーパが運営するファッションビルである。時期によって異なる位置に施設が存在したが、本項目では三宮ターミナルビルに入居していた初代施設と三宮センター街に立地する2代目施設を一括して取り扱う。
初代
| 三宮オーパ（初代） SANNOMIYA OPA |
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|---|---|
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| 店舗概要 | |
| 所在地 | 〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通8-1-2 |
| 座標 | 北緯34度41分39秒 東経135度11分42秒 / 北緯34.69417度 東経135.19500度 |
| 開業日 | 1995年（平成7年）10月1日 |
| 閉業日 | 2018年（平成30年）2月28日[1] |
| 建物名称 | 三宮ターミナルビル |
| 施設管理者 | 株式会社オーパ |
| 営業時間 | 10:00 - 21:00 |
| 前身 | プランタン神戸ヤング館 |
| 最寄駅 | 三宮駅 |
| 最寄IC | 京橋出入口 |
| 外部リンク | 公式サイト（ウェブアーカイブ） |
| OPA | |
（初代）三宮オーパはJR西日本の三ノ宮駅前に立地する三宮ターミナルビルに入居していた[2]。
三宮ターミナルビルはホテルと商業施設から成る複合商業施設であり、地下2階・地上11階建てのビルのうちホテル部分には三宮ターミナルホテルが入居していた[2]。オーパはビルの地下2階から3階までを占めていた。
1981年（昭和56年）3月6日に開業したプランタン神戸ヤング館を業態転換する形で1995年（平成7年）10月1日に開業した[3]。2018年（平成30年）2月28日にビルの老朽化が原因で閉業した[1][3]。
閉業後、入居テナントの一部が三宮ビブレの地下1階に移転し、（2代目）三宮オーパとなった。なお、（初代）三宮オーパは閉館後、解体された[4]。
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館内の様子 -
跡地（2020年）
テナント
女性向けのファッションや雑貨の店舗が多数を占めていたが、地下2階には飲食店も数店舗存在していた[5]。
フロア構成
| 階 | フロア概要 | 所属 |
| 屋上 | ルーフガーデン | 三宮ターミナルホテル |
|---|---|---|
| 11階 | スカイレストラン[6] | |
| 10階 | 客室 | |
| 9階 | 客室 | |
| 8階 | 客室 | |
| 7階 | 客室 | |
| 6階 | 客室 | |
| 5階 | 不明 | |
| 4階 | ラ・パージュ（レストラン）[6] | |
| 3階 | レディス・靴・雑貨 | 三宮オーパ |
| 2階 | レディス | |
| 1階 | レディス・メンズ・靴・雑貨・サービス | |
| 地下1階 | レディス・メンズ・靴・雑貨 | |
| 地下2階 | レディス・靴・雑貨・飲食店 |
プランタン三宮時代のフロアガイドについてはダイエー神戸三宮店#プランタン三宮開業当初を参照。
2代目
| 三宮オーパ（2代目） SANNOMIYA OPA |
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|---|---|
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| 店舗概要 | |
| 所在地 | 〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町1-5-26 |
| 座標 | 北緯34度41分30秒 東経135度11分37秒 / 北緯34.69167度 東経135.19361度座標: 北緯34度41分30秒 東経135度11分37秒 / 北緯34.69167度 東経135.19361度 |
| 開業日 | 2018年（平成30年）4月27日 |
| 施設管理者 | 株式会社オーパ |
| 商業施設面積 | 6,049 m² |
| 中核店舗 | ドン・キホーテ三宮オーパセンター街店 |
| 営業時間 | 11:00 - 21:00 |
| 駐車台数 | 0台[7] |
| 前身 | 三宮ビブレ |
| 最寄駅 | 三宮駅 |
| 最寄IC | 京橋出入口 |
| 外部リンク | 公式サイト |
| OPA | |
（2代目）三宮オーパは、三宮センター街内に立地するビルに所在する[注釈 1]。ビルには三宮オーパの公式サイトには記載されていないオーエスドラッグなどの店舗も入居している。
2018年（平成30年）4月27日、三宮ビブレの地下1階に開業した[8][9]。ビブレの中にオーパが入居するという、全国で唯一の特殊な形態を取っていた。オーパの区画には、10店舗が入居した[8]。
2019年（令和元年）8月23日に、全館を三宮オーパに改称する形でビブレと統合した[10]。
2023年（令和5年）2月末をもって地下1階にあったファッションや雑貨の店舗が閉店し[11]、跡地には6月30日にドン・キホーテ三宮オーパセンター街店が開業した[12][13]。
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三宮オーパとオーエスドラッグ -
ビブレ時代の外観
主なテナント
フロア構成
| 階 | フロア概要 |
| 7階 | 島村楽器 |
|---|---|
| 6階 | スーパースピンズ |
| 5階 | 島村楽器・ムラサキスポーツ |
| 4階 | レディス・雑貨など6店舗 |
| 3階 | coca |
| 2階 | GU |
| 1階 | ミント・ドゥクラッセ |
| 地下1階 | ドン・キホーテ |
1階にあるミントとドゥクラッセは同じ建物内にあるが、他のテナントとは館内で行き来することはできず、一旦館外に出る必要があるため案内上は別館の扱いになっている[14]。
地下1階[15]・2階[16]・3階[17]・6階[18]・7階[19]はそれぞれ一つのテナントがフロア全体を占めている。
エレベーターは1機のみ設置されており、エレベーターを取り囲むようにして階段が設置されている。エスカレーターは地下1階・1階間は下りのみ、それ以外は上りのみしか設置されていない。
沿革
- 1981年（昭和56年）3月6日 - 前身となるプランタン三宮が開業する。
- 1995年（平成7年）10月1日 - 三宮オーパに業態転換する[3]。
- 2018年（平成30年）
- 2019年（令和元年）8月23日 - 三宮ビブレと三宮オーパが統合する[10]。
- 2023年（令和5年）6月30日 - 2代目店舗の地下1階にドン・キホーテが出店する[12][13]。
脚注
注釈
- ^ ビルの名称は不明。
出典
- ^ a b c “三宮オーパ、2018年2月28日閉店－三宮ターミナルビル、解体へ”. 都市商業研究所. 2024年7月31日閲覧。
- ^ a b “駅直結「三宮ターミナルビル」閉館へ 震災乗り越え36年、耐震改修断念”. 乗りものニュース. 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b c d “「三宮オーパ」2018年2月末営業終了および37年間ありがとう閉店売りつくしセール実施について”. 株式会社オーパ. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “『三宮ターミナルビル』の解体が、ほぼ終わりかけなのに「新ビルの計画」に遅れ・・・三宮再整備も心配に”. 神戸ジャーナル. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “三宮オーパ ショップ一覧”. 株式会社オーパ. 2010年11月26日アーカイブ分. 2024年9月12日閲覧。
- ^ a b “レストラン”. 三宮ターミナルホテル. 2017年6月26日アーカイブ分. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “アクセス”. 三宮オーパ. 2024年7月31日閲覧。
- ^ a b “三宮ビブレの地下1階に「OPA」オープン。閉館した「三宮OPA」の10店舗が移転”.神戸ジャーナル. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “三宮VIVREに大型マルチサイネージを導入”. クラウドポイント. 2024年7月31日閲覧。
- ^ a b “三宮ビブレ、2019年8月23日から全館「オーパ」に－地階のオーパ、ビブレを飲み込む”. 都市商業研究所. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “神戸・三宮OPA（オーパ）のB1Fフロアにある雑貨やファッションの店舗さんが2月末で閉店へ。2023年夏にリニューアルオープンを予定されているみたい！ #閉店情報”. 東灘ジャーナル. 2024年8月9日閲覧。
- ^ a b “ドンキ「三宮オーパ センター街店」が登場、ターゲットは？”. ITmediaビジネス. 2024年7月31日閲覧。
- ^ a b “神戸・三宮センター街にドン・キホーテ出店 リニューアルのオーパ地下1階 中高生ら女性客見込む”. 兵庫おでかけプラス. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “フロアガイド（1階）”. 三宮オーパ. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “フロアガイド（B1階）”. 三宮オーパ. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “フロアガイド（2階）”. 三宮オーパ. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “フロアガイド（3階）”. 三宮オーパ. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “フロアガイド（6階）”. 三宮オーパ. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “フロアガイド（7階）”. 三宮オーパ. 2024年7月31日閲覧。
関連項目
外部リンク
（初代）三宮オーパ（兵庫県神戸市中央区）
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/13 00:03 UTC 版)
「OPA」の記事における「（初代）三宮オーパ（兵庫県神戸市中央区）」の解説
1981年3月6日にプランタン日本1号店となる「プランタン三宮」として開業、1990年4月に「プランタン神戸パート2」（現在のダイエー神戸三宮店）が開業するのに伴い「プランタン神戸パート1」に改称、その後「プランタン神戸ヤング館」を経て、1995年10月よりOPAへと業態転換した。
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