三室山_(斑鳩町)とは? わかりやすく解説

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三室山 (斑鳩町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 23:53 UTC 版)

三室山
三室山(奥)と竜田川(手前)2009年4月撮影
標高 82 m
所在地 日本
奈良県生駒郡斑鳩町神南4丁目
位置 北緯34度36分02秒 東経135度42分55秒 / 北緯34.60056度 東経135.71528度 / 34.60056; 135.71528座標: 北緯34度36分02秒 東経135度42分55秒 / 北緯34.60056度 東経135.71528度 / 34.60056; 135.71528
三室山の位置
プロジェクト 山
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三室山(みむろやま)とは、奈良県生駒郡斑鳩町神南4丁目にある標高82メートルの小さなである。

古歌に詠まれた地であるが、明治期まで正式には三室山と呼ばれず、1957年(昭和32年)頃に斑鳩町が公園化して桜の名所として知られるようになった[1]

概要

平安時代には多くの和歌に詠まれ、百人一首にある能因法師の「嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり」の歌でも知られる[1]

三室山は別名を神南備山とも、三諸山とも言い、地名である神南の由来となっている。聖徳太子が斑鳩宮を造営するにあたり、飛鳥の産土神をこの地に勧請されたのが由来となっており、その神々は現在神岳神社に祀られている。

頂上には高さ1.9mの五輪塔があり、能因法師の供養塔と伝えられている。もとは神南の集落にあったとされるが、三室山が公園として整備された際に山頂に移された。

山の大半を含む周辺はすぐ近くを流れる竜田川の沿岸と共に「県立竜田公園」となっており、ソメイヨシノモミジの名所となっている。

周辺

交通

出典

  1. ^ a b 1.計画条件の整理”. 奈良県. 2022年11月21日閲覧。



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