三国国境の位置の決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/02 04:18 UTC 版)
通常、国境線の正確な位置は、国境に接する国の相互条約によって決定される。そのため、三国国境の位置の決定には、三国間の協定が必要になる。例えば、中華人民共和国・ロシア・モンゴルは、1994年1月27日にウランバートルで調印された三国間の協定によって、2つの三国国境(中国=ロシア国境、モンゴル=ロシア国境(英語版)、中国=モンゴル国境(英語版)が集まる地点)の位置を決定した。東の三国国境は北緯49度50分44秒 東経116度42分50秒 / 北緯49.845625度 東経116.714026度 / 49.845625; 116.714026付近のTarbagan-Dakhと呼ばれる地点で、協定により立てられることが決められた標識とそこへの進入路がGoogle Mapsで確認できる。西の三国国境はタワン・ボグド山の山頂と定められており、特に標識は立てられていない。
※この「三国国境の位置の決定」の解説は、「三国国境」の解説の一部です。
「三国国境の位置の決定」を含む「三国国境」の記事については、「三国国境」の概要を参照ください。
- 三国国境の位置の決定のページへのリンク