一斤染めとは? わかりやすく解説

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いっこん‐ぞめ【一斤染(め)】

読み方:いっこんぞめ

平安時代染め物の一。紅花(べにばな)1斤で絹1匹を染めること。また、その染めた絹や色。いっきんぞめ。

一斤染めの画像
#f5b199/R:245 G:177 B:153/C:0 M:38 Y:38 K:0

一斤染め

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 19:13 UTC 版)

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一斤染
いっこんぞめ
 
16進表記 #ffd3e4
RGB (255, 211, 228)
CMYK (0, 17, 1, 0)
HSV (337°, 17%, 100%)
マンセル値 -
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一斤染(いっこんぞめ、いっきんぞめ)とは、日本の古色名。紅花で染めたやや淡い紅色を指す。英語のペールピンク(薄桃色)に近い色味。

概要

一斤染は、染料の紅花大一斤(600g)で、絹一疋(絹布2反)を染めた色名称である。

紅の濃染が高価であった平安時代は、一斤染の色が上限である紅の聴色(ゆるしいろ、許色)とされ、これより濃い染は禁色(きんじき)とされた。一斤染よりさらに淡い紅色は退紅(たいこう)と呼ばれ、紅花小八両(400g)で染めた色名称である。

テキスタイルが多様化した近年においても、一斤染の色名称は草木染めなどの染めに受け継がれ、着物、和小物等の和装商品で使用されている。

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