ローカルに保存されたプログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 12:09 UTC 版)
「ウェブアプリケーション」の記事における「ローカルに保存されたプログラム」の解説
Webアプリでは、ブラウザがWebアプリのURLへrequestを送りそのresponseを実行することでアプリが起動・動作する。よってWebアプリのオフライン対応ではまず、ネットワークrequestをインターセプトしローカルに保存されたプログラムを代わりにresponseとして返す、すなわちプロキシとキャッシュの仕組みが必要になる。現代のWebアプリではService Worker APIのFetchEventとCacheによって実現される。Service Worker内で検知されたfetchEventに応じてrequestを止め、事前のアクセス時にキャッシュされていたresponse(プログラム)をCache storageから取り出しrequestへのresponseとする。これによってブラウザへはあたかもオンラインであるかのようにプログラムが返され、オフラインのWebアプリ起動が可能になる。
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