レゾルバによるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/14 17:34 UTC 版)
「アブソリュート位置検出器」の記事における「レゾルバによるもの」の解説
ファクトリーオートメーションの世界では反復動作においても狂いの少ない絶対位置検出器が求められる。その要望に応えるため、二相交流を用いたレゾルバで固定子に供給された交流電圧と回転子コイルの誘起電圧との位相差を求めることで絶対回転角を得ることができる。回転子にコイルを用いず偏心した鉄心を用いることで回転角に応じた位相の交流出力を得るタイプの検出器としてNSDよりアブソコーダ®が1981年に発表されている。レゾルバを複数、精密な、歯数比n:n-1のギア比で連結すると多回転対応型が得られる。いずれもポテンショメータと異なり回転角の制限は無い。
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