レオナルド・マイエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/24 09:11 UTC 版)
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2015年ウィンブルドン選手権でのレオナルド・マイエル
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| 基本情報 | ||||
| フルネーム | Leonardo Martin Mayer | |||
| 愛称 | レオ(Leo) | |||
| 国籍 | |
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| 出身地 | 同・コリエンテス | |||
| 生年月日 | 1987年5月15日(36歳) | |||
| 身長 | 191cm | |||
| 体重 | 83kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 片手打ち | |||
| ツアー経歴 | ||||
| デビュー年 | 2003年 | |||
| 引退年 | 2021年 | |||
| ツアー通算 | 3勝 | |||
| シングルス | 2勝 | |||
| ダブルス | 1勝 | |||
| 生涯通算成績 | 273勝320敗 | |||
| シングルス | 179勝197敗 | |||
| ダブルス | 94勝123敗 | |||
| 生涯獲得賞金 | 7,035,294 アメリカ合衆国ドル | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪 | 2回戦(2014・15・18・19) | |||
| 全仏 | 4回戦(2019) | |||
| 全英 | 4回戦(2014) | |||
| 全米 | 3回戦(2012・14・17) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪 | ベスト4(2019) | |||
| 全仏 | 3回戦(2015・18) | |||
| 全英 | 3回戦(2018) | |||
| 全米 | ベスト8(2014・15・19) | |||
| キャリア自己最高ランキング | ||||
| シングルス | 21位(2015年6月22日) | |||
| ダブルス | 48位(2019年1月28日) | |||
| 2022年7月14日現在 | ||||
レオナルド・マルティン・マイエル(Leonardo Martin Mayer, ローカル発音: [leoˈnaɾðo maɾˈtin ˈmaʝeɾ]; ドイツ語: [ˈmaɪ̯ɐ]; 1987年5月15日 - )は、アルゼンチン・コリエンテス州コリエンテス出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでシングルス2勝、ダブルス1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス21位、ダブルス48位。身長188cm。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。「メイヤー」の表記揺れも多い。
選手経歴
ジュニア時代
9歳からテニスを始める。
2003年 プロ転向
2003年にプロに転向。2005年全仏オープンのジュニアダブルスで同じアルゼンチンのエミリアノ・マサと組み優勝している。
2009年 グランドスラム初出場
4大大会では2009年全仏オープンで予選を勝ち上がり初出場した。1回戦で第15シードのジェームズ・ブレークを7-6(6), 7-5, 6-2で破り初戦を突破し、2回戦でトミー・ハースに3-6, 6-7(2), 6-3, 6-4, 3-6で敗れた。
2010年 グランドスラム3回戦進出
全仏では2010年から2012年まで3年連続で3回戦まで進出した。
2011年 ツアーダブルス初優勝
2011年2月の地元アルゼンチン・オープンのダブルスでオリバー・マラチと組み優勝し初のATPツアータイトルを獲得した。
2014年 ツアー初優勝
2014年2月のチリ・オープンで初のシングルス決勝に進出した。決勝でファビオ・フォニーニに4–6, 2–6で敗れ準優勝となった。ウィンブルドンでは4大大会で自己最高の4回戦に進出した。4回戦ではグリゴール・ディミトロフに4-6, 6-7(6), 2-6で敗れた。大会後のランキングで47位になりトップ50入りを果たした。7月のドイツ国際オープンでは2度目の決勝に進出した。決勝ではダビド・フェレールを 6–7(3), 6–1, 7–6(4)で破りツアーシングルス初タイトルを獲得し[1]、大会後のランキングで27位になりトップ30入りを果たしている。ダブルスでは2014年全米オープンでカルロス・ベルロクと組みベスト8に進出した。
2015年 全米ダブルスベスト8
デビスカップ2015ワールドグループ1回戦対ブラジル戦ではジョアン・ソウザを7–6(4), 7–6(5), 5–7, 5–7, 15–13のフルセットで破った。試合時間はデビスカップシングルス最長となる6時間42分を記録している[2]。2015年全米オープンでジョアン・ソウザとペアを組みベスト8に進出した。
2017年 ツアー2勝目
2017年のドイツ国際オープンでは予選敗退するもラッキールーザーでの出場から勝ち上がり決勝進出。決勝で地元ドイツのフロリアン・マイヤーに6-4, 4-6, 6-3で勝利し、3年ぶり2回目の優勝を果たす。
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 5回 (2勝3敗)
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| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 準優勝 | 1. | 2014年2月9日 | クレー | 4–6, 2–6 | ||
| 優勝 | 1. | 2014年7月20日 | クレー | 6–7(3), 6–1, 7–6(4) | ||
| 準優勝 | 2. | 2015年5月23日 | クレー | 7–6(8), 5–7, 6–7(2) | ||
| 優勝 | 2. | 2017年7月30日 | クレー | 6–4, 4–6, 6–3 | ||
| 準優勝 | 3. | 2018年7月29日 | クレー | 4–6, 6–0, 5–7 |
ダブルス: 3回 (1勝2敗)
| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 準優勝 | 1. | 2010年8月02日 | ハード (室内) |
6–7(3), 5–7 | |||
| 優勝 | 1. | 2011年2月20日 | クレー | 7-6(6), 6-3 | |||
| 準優勝 | 2. | 2012年8月25日 | ハード | 3-6, 6-4, [2-10] |
シングルス成績
- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
| 大会 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全豪オープン | LQ | A | A | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | 2R | 1R | A | 2R | 2R | 4-9 |
| 全仏オープン | LQ | A | 2R | 3R | 3R | 3R | 1R | 3R | 3R | 1R | LQ | 1R | 4R | 14-10 |
| ウィンブルドン | A | LQ | 2R | 1R | LQ | 1R | 2R | 4R | 3R | 1R | A | 1R | 2R | 8-9 |
| 全米オープン | LQ | LQ | 2R | 1R | A | 3R | 2R | 3R | 1R | A | 3R | 1R | 1R | 8-9 |
大会最高成績
| 大会 | 成績 | 年 |
|---|---|---|
| ATPファイナルズ | A | 出場なし |
| インディアンウェルズ | 4R | 2018 |
| マイアミ | 3R | 2015, 2019 |
| モンテカルロ | Q1 | 2012, 2014, 2019 |
| マドリード | 3R | 2015, 2018 |
| ローマ | 2R | 2015 |
| カナダ | 2R | 2009, 2015 |
| シンシナティ | 3R | 2018 |
| 上海 | 2R | 2014, 2015 |
| パリ | 2R | 2015 |
| オリンピック | A | 出場なし |
| デビスカップ | W | 2016 |
| ATPカップ | A | 出場なし |
脚注
- ^ “マイエルがツアー初優勝 フェレール下す/テニス”. SANSPO.COM. (2014年7月21日)
- ^ “デ杯単史上最長6時間42分の大熱戦、アルゼンチン勝利で2勝2敗に”. AFPBB News. (2015年3月9日)
外部リンク
- レオナルド・マイエル - ATPツアーのプロフィール (英語)
- レオナルド・マイエル - デビスカップのプロフィール (英語)
- レオナルド・マイエル - 国際テニス連盟
- レオナルド・マイエル (@YacaMayer) - Twitter
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