リーヒテナウエルの流派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 17:32 UTC 版)
「怒りの攻撃」の記事における「リーヒテナウエルの流派」の解説
リーヒテナウエルの流派は、両手剣同士での戦いで用いる5種の基本的な防御技法を伝えていた。これらの技法のうち、〈捻れの攻撃〉〈斜めの攻撃〉〈垂直の攻撃〉〈斜視の攻撃〉はそれぞれ〈牛の構え〉〈天の構え〉〈犂の構え〉〈柳の構え〉という構えを敵が取った場合の対抗手段であるが、この〈怒りの攻撃〉は敵が〈上からの攻撃〉 (oberhau) を仕掛けてきた際に行うものである。写本3227a (Nürnberger Handschrift GNM 3227a) に書き込まれた注釈によると、この〈怒りの攻撃〉そのものもまた〈上からの攻撃〉の一種である。 ヴィールシン(Martin Wierschin)の用語集では〈怒りの攻撃〉は「上からの攻撃。左右の肩越しに、体全体の力を用いて相手に一直線に実施する攻撃。」と定義されている。
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