リアリティー (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 20:50 UTC 版)
リアリティー | |
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Reality | |
監督 | マッテオ・ガローネ |
脚本 | マッテオ・ガローネ マッシモ・ガウディオソ ウーゴ・キーティ マルリツィオ・ブラウッチ |
原案 | マッテオ・ガローネ マッシモ・ガウディオソ |
製作 | ドメニコ・プロカッチ マッテオ・ガローネ |
出演者 | アニエッロ・アレーナ ロレダーナ・シミオーリ ナンド・パオーネ クラウディア・ジェリーニ |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ |
撮影 | マルコ・オノラート |
編集 | マルコ・スポレンティーニ |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 115分 |
製作国 | ![]() ![]() |
言語 | イタリア語 |
『リアリティー』(Reality)は、マッテオ・ガローネ監督による2012年のイタリア・フランスのドラマ映画である。リアリティ番組に出演し、徐々に夢と現実の区別がつかなくなる男が描かれる[1]。第65回カンヌ国際映画祭で上映され[2][3]、グランプリを獲得した[4]。
日本では2012年に第25回東京国際映画祭のWORLD CINEMA部門、2013年5月にイタリア映画祭で上映された後、一般上映はされずに2013年8月よりDVDレンタルが始まった[5]。
キャスト
- アニエッロ・アレーナ
- ロレダーナ・シミオーリ
- ナンド・パオーネ
- クラウディア・ジェリーニ
製作
ファンダンゴと監督の会社であるアルキメーデによって製作された。ライ・シネマとフランスのLe Pacteが共同製作し、またGarance Capitalからの資金援助を受けた[1]。撮影は2011年5月5日より11週間かけて行われた。撮影場所はナポリである[6]。製作時のタイトルは『Big House』だった[7]。
公開と受賞
第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された。ガローネ監督の映画が同映画祭で上映されるのは2002年の『剥製師』(監督週間)、2008年の『ゴモラ』(コンペティション部門)に続いて3度目である[1]。同映画祭でガローネはグランプリを受賞した。
参考文献
- ^ a b c De Marco, Camillo (2012年4月20日). “Garrone bewitched by reality”. cineuropa.org. Cineuropa. 2012年5月10日閲覧。
- ^ “2012 Official Selection”. Cannes. 2012年4月25日閲覧。
- ^ “Cannes Film Festival 2012 line-up announced”. timeout. 2012年4月25日閲覧。
- ^ “Awards 2012”. Cannes. 2012年5月27日閲覧。
- ^ “8/21より、第24回TIFF出品『サブマリン』・第25回TIFF出品『リアリティー』(共にWORLD CINEMA部門出品作品)のDVDレンタルスタート!”. 東京国際映画祭 (2013年8月21日). 2013年9月24日閲覧。
- ^ Scarpa, Vittoria (2011年5月5日). “Garrone starts shooting Big House”. cineuropa.org. Cineuropa. 2012年5月10日閲覧。
- ^ ANSA (2012年4月19日). “Garrone bids for more Cannes success”. Life in Italy. 2012年5月10日閲覧。
外部リンク
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