ラッシュトニテスとモンゴリトゥブルスの一部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:39 UTC 版)
「ハルキゲニア」の記事における「ラッシュトニテスとモンゴリトゥブルスの一部」の解説
20世紀から2010年代初期にかけて、カザフスタン、オーストラリア、グリーンランド、西南極、イギリスのシュロップシャー、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州、および中国の貴州省のそれぞれの堆積累層から微小硬骨格化石群(small shelly fossils、SSF)として見つかり、ラッシュトニテス(Rushtonites)やモンゴリトゥブルス(Mongolitubulus)の一部に分類された正体不明の棘は、Caron et al. 2013 の再検証によりハルキゲニア由来だと判明した。これにより、ハルキゲニアは全身が見つかれるカナダのブリティッシュコロンビア州と中国雲の雲南省以外にも生息し、最古の化石記録はカンブリア紀第二期(葉足動物の中でも最古級の1つ)まで遡れるようになり、分布域・生息時期とも大幅に拡張された。
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