ライム・カクストン・ミサ典書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 23:55 UTC 版)
「ライム・パーク」の記事における「ライム・カクストン・ミサ典書」の解説
ライム・カクストン・ミサ典書は、少なくとも1508年からリー家によって所有されてきた。現存しているミサ典書は、ソールズベリ式典礼に拠るミサ典書の形を完全にとどめた現存する最古の版本として唯一知られているものである。リー家が1946年に屋敷から転出した時ミサ典書も一緒に転出し、マンチェスターのジョン・ライランズ図書館に保管されていた。2000年代後半にナショナル・トラストはライム・カクストン・ミサ典書を手に入れ、ライム・パークへ返却することに決めた。この返却を祝って、図書館の内装は19世紀の間までの様式に復元された。この復元は、図書館天井の木目模様の再現、室内装飾品とカーテン用のベルベットの再生産、さらには当初の設計に基づいた部屋の壁紙の複製による張り直しを含めたものであった。
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