ヨベル書・エノク書での記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 00:07 UTC 版)
「カインとアベル」の記事における「ヨベル書・エノク書での記述」の解説
エチオピア正教会およびエリトリア正教テフワド教会の聖典『ヨベル書』(他の教会では偽典とされる)によれば、カインは第2ヨベル第3年週にアダムの妻から長男として生まれた。妻は同ヨベルの第5年週に生まれた妹のアワンである。 同じくエチオピア正教等の聖典『エノク書』第22章には、冥界を訪れたエノクが大天使ラファエルの案内で死者の魂の集められる洞窟を目撃した事が記されている。それによると、アベルの霊はその時代になってもなお天に向かってカインを訴え続けており、カインの子孫が地上から絶える日まで叫び続けるという。
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