ヨハン・エドゥアルト・エルトマンとは? わかりやすく解説

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エルトマン【Johann Eduard Erdmann】

読み方:えるとまん

[1805〜1892]ドイツの哲学者。ヘーゲル学派中央派属し哲学史分野業績残した。著「哲学史綱要」など。


ヨハン・エドゥアルト・エルトマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 19:44 UTC 版)

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ヨハン・エドゥアルト・エルトマン : Johann Eduard Erdmann1805年6月12日 - 1892年6月13日)はドイツ哲学者ヘーゲル中央派、またはヘーゲル右派に属す。

ラトビアのヴォルマール(ヴァルミエラ)に生まれ、ベルリン大学神学を学ぶ。当時のベルリン大学はヘーゲル哲学の牙城であり、彼も例外なくヘーゲルの影響の元で学んだ一人である。卒業後、地元の教会で司祭をしていたが、その後生涯を哲学に捧げるため、1834年にベルリン大学へ。1836年にハレ大学の員外教授、1839年に正教授になる。死ぬまで、ハレで過ごした。

哲学の業績では、ヘーゲル哲学の解説で終わっており、かすかに身心同一的な立場をとったというのがある程度である。ただ、哲学史においては「哲学史綱要」(Grundriss der Geschichte der Philosophie)などの業績がある。彼は、哲学の歴史を人間の思考の連続であり、常に直面していた問題を解決しようとした努力の賜物と見ていた。他にライプニッツの著作集の刊行を精力に行い、ライプニッツのモナドロジーの思想の普及に貢献した。

関連項目

※ヨハン・フリードリヒ・エーアトマン Johann Friedrich Erdmann は別人





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