ヨウ化ニッケル(II)とは? わかりやすく解説

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ヨウ化ニッケル(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/17 15:59 UTC 版)

ヨウ化ニッケル(II)(ヨウかニッケル(II)、Nickel(II) iodide)は、化学式が NiI2無機化合物である。青みがかった黒色の常磁性の固体で、に溶かすと青緑色の溶液となる[1]。無水物の結晶は塩化カドミウムのそれと類似しており、Ni(II) を中心とした正八面体配位構造をとる。容易に水和するが、水和物はヨウ化水素酸中で酸化ニッケル、水酸化ニッケルまたは炭酸ニッケルを分解することによって合成できる。




  1. ^ Lide, D. R., ed. (2005), CRC Handbook of Chemistry and Physics (86th ed.), Boca Raton (FL): CRC Press, ISBN 0-8493-0486-5
  2. ^ W. Bertleff, M. Roeper, X. Sava, “Carbonylation” in Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry, Wiley-VCH: Weinheim, 2003. DOI: 10.1002/14356007.a05 217.
  3. ^ Shinichi Saito, Nickel(II) Iodide" in Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis, John Wiley & Sons, 2008. DOI: 10.1002/047084289X.rn00843. Article Online Posting Date: March 14, 2008.


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