ヤマセイ日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/07 16:36 UTC 版)
山本はデビューしたときから日記をつけることが習慣となっており、やがてマスコミがこの日記の内容に目をつけ、ヤマセイ日記と呼んで、しばしその内容が紹介されたことがあった。 山本自身、長く競輪選手を続けるつもりはデビューしたときから考えていなかったようで、逆に自分自身で決めている引退年齢から逆算して、ならばあと○年間頑張ろう、という形の内容のものがほとんどだった。人生は長く、競輪選手はその間の通過点でしかない。だったらその通過点である競輪で自分が持てる力を最大限発揮しようという考えを持っていたようだ。 この山本の考え方というのは、後に現役のトップクラスの選手としてまだまだ頑張れるはずにもかかわらず引退した福島正幸や中野浩一にも通じるところがあり、またこの日記は、引退後も多くの競輪関係記事で取り上げられることにもなった。それくらい、この日記の意味するところは大きいといえる。
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