モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールとは? わかりやすく解説

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モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/04 06:44 UTC 版)

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モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール
Maurice Quentin de La Tour
『自画像』(1751年) ピカルディー美術館
生誕 (1704-09-05) 1704年9月5日
フランス王国サン=カンタン
死没 1788年2月17日(1788-02-17)(83歳)
フランス王国サン=カンタン
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モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール(Maurice Quentin de La Tour, 1704年 - 1788年)は、フランスロココ期の画家。パステルを使った肖像画家として有名で、国王はじめ、宮廷人、知識人などを描いた。『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』は代表作のひとつ。

略歴

エーヌ県サン=カンタンに音楽家の息子に生まれた。15歳でパリに出て、フランドル出身の画家、Jacques Spoede の弟子になった。1724年にランス、1725年にイギリスを旅した後、1727年に再びパリに戻り、この頃からパステル画に取組み始めた。

1737年に画家、フランソワ・ブーシェの妻の肖像画をサロン・ド・パリに出展してから、37年の間に150点に達する肖像画を描いた。1746年に王立絵画彫刻アカデミーの会員に選ばれ、フランス王室の宮廷肖像画家として1773年まで働いた。弟子にはジョゼフ・デュクルーがいる。

代表作

参考文献

  • Abécédario de P.-J. Mariette et autres notes inédites de cet amateur sur les arts et les artistes. Archives de l'art français. 1856. t. III, 1854–56, pp. 66–78.
  • de Goncourt, Edmond and Jules. French XVIII Century Painters. (1867) pp. 165, 171, 176 (first published Paris, 1867, fasc. 4, reprinted New York, 1948; second edition, 1873, pp. 271, 281-282).
  • Tourneux, Maurice. La Tour, biographie critique. (Paris, 1904) p. 40.
  • Jeffares, Neil, s.v. 'La Tour, Maurice-Quentin de', In Dictionary of Pastellists Before 1800, http://www.pastellists.com/Articles/LaTour2a.pdf
  • https://neiljeffares.wordpress.com/2016/09/19/maurice-quentin-de-la-tours-parents/




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