モーガン・エアロ8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 05:49 UTC 版)
| モーガン・エアロ8 | |
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| 概要 | |
| 販売期間 | 2001年 - 2010年 2015年 - 2018年 |
| ボディ | |
| ボディタイプ | 2ドア コンバーチブル |
| 駆動方式 | FR |
| パワートレイン | |
| エンジン | BMW製 4.4L V8 BMW製 4.8L V8 |
| 変速機 | 6速MT |
| サス前 | 独立懸架 コイルばね |
| サス後 | 独立懸架 コイルばね |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,530mm |
| 全長 | 4,120mm |
| 全幅 | 1,770mm |
| 全高 | 1,200mm |
| 車両重量 | 1132kg |
エアロ8(Aero 8 )は、イギリスのモーガンが開発したスポーツカー。
概要
2000年のジュネーブモーターショーで発表された、モーガンとしては64年ぶりとなる新設計モデル。
ボディフレームは一部木製フレームを使用。シャーシはCADで設計され、モーガンとしては初めてのアルミ合金を使用するなど、伝統と最新の技術の融合を図っている。デザインは、流麗な湾曲を多用し、レトロかつ新しさを伴ったスタイリングである。また、このボディは空力を重視した設計になっている。
286PS/43.8kgmを発生する、BMW製4.4LV8DOHCエンジンをFRレイアウトで搭載する。トランスミッションはゲトラグ製のフロア式6速MT。サスペンションは独立懸架コイルばねを搭載。
ジュネーブショーで発表されたエアロ8は、1週間も経たないうちに2000年の生産分を完売するなど、その注目度は大きい。しかし、モーガンにとっては革新的な要素を多く含んでいるため、ファンの中では意見の分かれる1台である。
2015年3月4日、ジュネーブモーターショーにて第5世代の「エアロ8」が発表された[1]。エンジンはBMW製4.8リットルV8エンジンを搭載する。
2018年3月6日、ジュネーブモーターショーにてエアロ8の最終モデル「エアロGT」が公開された[2]。BMW製の自然吸気4.8リットルV8を積む最後のエアロ8となる。限定8台。
モータースポーツ
エアロ8をベースにしたレースカーが、2002年と2004年のル・マン24時間レースに出走した。また同年、FIA GT選手権にワークス・プライベートで参戦し、英国GT選手権にも参戦している。
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リア
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エンブレム
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エアロ8 レースカー
関連項目
外部リンク
脚注・出典
- ^ “【ジュネーブモーターショー15】モーガン、 エアロ8 をお披露目…洗練された新モデル”. レスポンス(Response.jp). 2019年7月2日閲覧。
- ^ “最後のBMW自然吸気V8搭載、モーガン エアロ8 に最終モデル…ジュネーブモーターショー2018”. レスポンス(Response.jp). 2019年7月2日閲覧。
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