モン‐カイとは? わかりやすく解説

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モン‐カイ【Mong Cai】

読み方:もんかい

ベトナム北部クアンニン省都市中国東興国境接する。経済特区指定され中越間の国境貿易が盛ん。近郊に、海岸保養地として有名なチャーコービーチがある。


モンカイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 07:51 UTC 版)

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座標: 北緯21度32分 東経107度58分 / 北緯21.533度 東経107.967度 / 21.533; 107.967

モンカイ
thành phố Móng Cái
城庯硭街
位置
座標 : 北緯21度32分 東経107度58分 / 北緯21.533度 東経107.967度 / 21.533; 107.967
行政
 ベトナム
 省 クアンニン省
モンカイ
地理
面積  
  域 515 km2
人口
人口 (2003現在)
  域 72,960人
その他
等時帯 UTC/GMT +7

モンカイベトナム語Thành phố Móng Cái/ 城庯硭街  発音中国語: 芒街[1])は、中国東興国境を接するベトナム北部クァンニン省都市人口約78,000人。ベトナムで他の若干の地域とともに一世帯あたりの平均収入が20,000米ドルを上回っている最も裕福な都市のうちの1つとして知られ、チャンフー坊はその裕福なエリアの一つである。

経済

2006年度、モンカイの中越国境を通して行われた貿易取引額は21億USDであり、中越国境の中では最高である。モンカイの銀行を経たキャッシュフローは、2006年度で55億USDであり、ホーチミン市ハノイに次ぐ第3位に位置している。モンカイはまた、中心部に5つの市場があるゆえに「市場の町」としても知られ、観光客はそこで何でも手に入れることが出来る。

観光

市中心部から南に7kmほどいった所にチャーコービーチがあり、モンカイには毎年ハノイハイフォンからの多くのベトナム人観光客が訪れる。2つの五つ星ホテルとたくさんの民宿ゲストハウスがあり、観光客のための十分な宿が提供されている。

言語

モンカイでは、数多くの言語が話されている。誰でも、自国語としてベトナム語を話し、広東語は中心の市場で広く話される。そして、英語はより若い世代の第二言語になっている。特に商業地では、中国の北京語も話される。

行政区画

モンカイは、以下の行政単位に区分される。

  • 坊(phường、坊)
    • ホアラク(Hòa Lạc / 和樂
    • チャンフー(Trần Phú / 陳富
    • カロン(Ka Long / 卡隆
    • ニンズオン(Ninh Dương / 寧陽
    • チャーコー(Trà Cổ / 茶古
    • ハイイエン(Hải Yên / 海安
    • ハイホア(Hải Hòa / 海和
    • ビンゴク(Bình Ngọc / 平玉
  • 社(、社)
    • バクソン(Bắc Sơn / 北山
    • ハイティエン(Hải Tiến / 海進
    • ハイドン(Hải Đông / 海東
    • ハイスアン(Hải Xuân / 海春
    • ハイソン(Hải Sơn / 海山
    • クアンギア(Quảng Nghĩa / 廣義
    • ヴァンニン(Vạn Ninh / 萬寧
    • ヴィントゥク(Vĩnh Thực / 永殖
    • ヴィンチュン(Vĩnh Trung / 永中

脚注

  1. ^ ベトナム語での歴史的漢字表記は「硭街」であるが、現代中国語では「芒街」と表記されるのが一般的である。

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