モデル1770 - 1776
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「シャルルヴィル・マスケット」の記事における「モデル1770 - 1776」の解説
1770年代にも、いくつかの変更が実施されているが、これらを独立したモデルとして見るか前モデルのマイナーチェンジとして見るかは一定していない。何れにせよ、多くの変更は小さなものであった。 モデル1770はロックプレートの変更、銃身バンドの強化、槊杖保持スプリングの変更が行われた。モデル1771は銃剣取り付け金具(bayonet lug)位置を移動し、銃身が強化された。モデル1770と1771はまとめて同一モデルとみなされることもある。モデル1773では、槊杖保持スプリングが再び変更された。モデル1773もモデル1770/1771のマイナーチェンジバージョンとみなされることがある。モデル1774では引き金ガードが短くなり、火蓋の後方が切断されて四角形になった。槊杖の形状も見直され西洋ナシに似た形状となった。モデル1776でも多少の変更が実施されているが、多くの場合は独立したモデルとはみなされていない。 1770年代を通じて、銃床形状は統一性なく変更されている。目立った「ストック・コーム(銃床肩当上部)」を有するものあれば、逆にそれがほとんど無い場合もある。 合計で70,000丁のモデル1770-モデル1776が製造された。
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