モッサとは? わかりやすく解説

モッサ【mosser】

読み方:もっさ

紡毛織物縮絨(しゅくじゅう)して起毛したのち、毛羽を少し長めに刈りふっくらと毛を立てるように仕上げたもの。保温効果が高いため冬物重衣料によく使われる


モッサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 08:23 UTC 版)

モッサ
Mossa
行政
イタリア
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
県/大都市 ゴリツィア
CAP(郵便番号) 34070
市外局番 0481
ISTATコード 031014
識別コード F767
分離集落 なし [1]
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 1523 人 (2023-01-01 [2])
人口密度 250.1 人/km2
文化
住民の呼称 mossesi
守護聖人 聖アンドレア (Sant'Andrea)
祝祭日 11月30日
地理
座標 北緯45度56分16.44秒 東経13度33分11.52秒 / 北緯45.9379000度 東経13.5532000度 / 45.9379000; 13.5532000座標: 北緯45度56分16.44秒 東経13度33分11.52秒 / 北緯45.9379000度 東経13.5532000度 / 45.9379000; 13.5532000
標高 59 (54 - 112) [3] m
面積 6.09 [4] km2
モッサの位置

ゴリツィア県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
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モッサ: Mossa) は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約1,500人の基礎自治体コムーネ)。

名称

標準イタリア語以外の言語では以下の名を持つ。

地理

位置・広がり

ゴリツィア県北部に位置するコムーネである。モッサの街は、県都ゴリツィアの西約6km、モンファルコーネの北約15km、ウーディネの南東約28km、州都トリエステの北西約37kmに位置する [6]

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。

本村はコムーネ南部に位置し、国道56号線や鉄道が東西を貫いている。東にはルチニコ(ゴリツィアの分離集落)、西にはサン・ロレンツォ・イゾンティーノの集落に隣接している。

地勢

コムーネの領域の南部には平野が広がり、北部は丘陵地帯となっている。

気候分類・地震分類

モッサにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona E, 2306 GGである[7]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 2 (sismicità media) に分類される[8]

歴史

コムーネの名は、「苔なす平原」「緑の平原」を意味するロンバルド語Moos-Au もしくは Mossau が由来と考えられている[9]

この地には、先史時代から人々が暮らしていたと考えられている。文書に最初に現れるのは、中世のアクイレイア総大司教領時代である。

行政

山岳部共同体

広域行政組織である山岳部共同体イタリア語版「トッレ・ナティゾーネ・コッリオ山岳部共同体」 (it:Comunità montana del Torre, Natisone e Collio(事務所所在地: サン・ピエトロ・アル・ナティゾーネ)を構成するコムーネの一つである。

社会

人口

人口推移

居住地区別人口

国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている[3]。統計は2001年時点。

地区名 標高 人口 備考
MOSSA 54/112 1,643
MOSSA * 59 1,643
Case Sparse - -

ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。

交通

鉄道

道路

国道

脚注

  1. ^ Provincia di Gorizia. “Mossa” (イタリア語). 2011年7月31日閲覧。
  2. ^ per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2023” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年2月8日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Ripartizione:Nord-est, Regione:Friuli-Venezia Giulia, Provincia:Gorizia, Comune:Mossa を選択
  3. ^ a b 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Gorizia (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月4日閲覧。
  4. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Gorizia (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月4日閲覧。
  5. ^ a b Toponomastica: denominazioni ufficiali in lingua friulana” (PDF). ARLeF - Agenzia regionale per la lingua friulana. p. 13. 2013年3月4日閲覧。
  6. ^ Distance 地図上の2点間の最短距離と方位角を楕円面上で精密に求める”. 2024年2月8日閲覧。
  7. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  8. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。
  9. ^ Agenzia Turismo Friuli Venezia Giulia. “Mossa” (英語). 2011年7月31日閲覧。

外部リンク




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