メルカトル図 (1569年)
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「初期の世界地図」の記事における「メルカトル図 (1569年)」の解説
ネーデルラントのゲラルドゥス・メルカトルは、大航海時代になって得られた新しい地理的知見を盛り込んだ世界地図を作成した。メルカトルはいわゆるメルカトル図法を使うことで、これまでの地図では航海の舵角を誤りやすかったのを改善した。メルカトル図になっても、東アジアや東南アジアの形状は不正確である。また、この時代にはオーストラリアが発見されておらず、オセアニアの地理はほとんど描かれていない(左下の島はニューギニア島)。また、南方の大陸は南極大陸ではなく空想の島メガラニカである。
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