ムッシュー/かまやつひろしの世界とは? わかりやすく解説

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ムッシュー/かまやつひろしの世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 07:53 UTC 版)

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ムッシュー かまやつひろしの世界
かまやつひろしスタジオ・アルバム
リリース
レーベル テイチク
プロデュース かまやつひろし
かまやつひろし アルバム 年表
かまやつヒロシの俺の歌を聞いてくれ
(1960年)
ムッシュー かまやつひろしの世界
(1970年)
どうにかなるさ/かまやつひろしアルバムNo.2
(1971年)
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ムッシュー/かまやつひろしの世界』は、1970年2月25日にかまやつひろしがリリースしたオリジナル・アルバムである。

解説

かまやつひろしがザ・スパイダース在籍時にリリースしたセカンド・ソロアルバム。(シンガーソングライターとしてはファースト・アルバム)

当時世界的にも珍しく、日本のロック史上初めて一人のアーティストが全パート(ギター、ベース、ドラムス、ピアノ等)を「一人多重録音」することで作り上げた。音楽的にも様々なジャンルを融合した実験的な作品であり、かまやつの交友関係を偲ばせる多彩なゲストが参加している。かまやつ本人は世界最初の一人多重録音アルバムを意識して制作したが、後にキース・ジャレットレストレーション・ルーイン英語版」 (1968年)の存在を知った[1]。同様のコンセプトのポール・マッカートニーマッカートニー」は1970年4月発売。

収録曲

  • 特記がないものは、作詞:かまやつひろし 作曲:かまやつひろし
  1. ペイパー・アシュトレー
    福沢エミ作詞。福沢エミはレーサーだった故・福沢幸雄の実妹。かまやつに「ニューヨークには紙の灰皿がある」という話をしたことで出来た曲。
  2. 雨上がりと僕
    作詞は加橋かつみ。彼への提供曲のセルフカバー。
  3. 七階の窓
    作詞は石坂浩二
  4. ノー・ノー・ボーイ with
    作詞は田辺昭知ザ・スパイダースのセルフカバー。福沢エミとのデュエット。
  5. ソー・ロング・サチオ
    福沢幸雄へのレクイエム。1969年7月にリリースされたザ・スパイダースのアルバム「スパイダース’69」収録曲と同一録音。
  6. 僕のハートはダン! ダン!
    父親でジャズ歌手のティーブ・釜萢とのデュエット。ザ・スパイダース・バージョンは全部日本語の歌詞だが、このバージョンは全部英詞に書き換えられている。
  7. 二十才の頃
    作詞はなかにし礼。なかにし礼と安井かずみとのデュエット。
  8. 長い道
    提供曲であるザ・テンプターズのアルバム『イン・メンフィス』収録曲『都会の中』を、歌詞だけ書き換えて再録。
  9. ムッシュー&タロー
    1969年7月にリリースされたザ・スパイダースのアルバム「スパイダース’69」収録曲。生後2ヶ月の長男、かまやつ太郎が泣き声として参加。
  10. ロンリー・マン
    スパイダースのアルバム『風が泣いている/ザ・スパイダースアルバムNo.4』、『明治百年、すぱいだーす七年』に続いて3回目の再録。ザ・スパイダースのリーダー田辺昭知が歌で参加。
  11. 豚ごろしの歌
    作詞は萩原健一。発売直後に放送禁止曲となり、職業差別として2000年の再発CDには未収録だったが、2016年盤に再収録された[2]
  12. ミスター・タックス
    1968年11月にリリースされたザ・スパイダースのアルバム「明治百年すぱいだーす七年」の一曲として収録曲。最初の多重録音曲。

脚注

関連項目




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