マンガエロティクスエフとは? わかりやすく解説

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マンガ・エロティクス・エフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 09:39 UTC 版)

マンガ・エロティクス・エフ
MANGA EROTICS F
刊行頻度 隔月刊(奇数月7日)
発売国 日本
言語 日本語
定価 819円(税込)
出版社 太田出版
刊行期間 2001年1月(1号) - 2014年7月(88号)
レーベル F×comics
ウェブサイト マンガ・エロティクス・エフ公式サイト
特記事項 スーパーバイザー 山本直樹
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マンガ・エロティクス・エフ』は、太田出版から発行されていた日本隔月刊漫画雑誌2001年1月に月刊で創刊[1]2002年から隔月刊。発売日は奇数月7日。2014年7月発行の88号で休刊[1]。2025年4月9日からWebサイトとして復活している[2]

歴史

雑誌

2001年1月創刊。太田出版から発行されていた漫画雑誌である季刊『マンガ・エロティクス』と月刊『マンガエフ』が合併する形で新創刊された(ただし、その後も『マンガ・エロティクス』は何度か不定期に刊行されている。)。創刊当時は月刊だったが、2002年5月発行の第15号から隔月刊となった。2014年7月発行の88号で休刊。

連載作品の一部は、同社のウェブコミック・小説配信サイトぽこぽこへ移行。その後、ぽこぽこが2016年に休止しOhta Web Comicへ移行している。[3]

漫画家の山本直樹がスーパーバイザーとしてクレジットされており[1]、自身も作品を執筆するほか、新人賞の審査員を務めるなど、誌面の形成に深く参加している。誌名に反して、直接的な性的表現のない作品も多く掲載している。成人向け漫画ボーイズラブを主に手がける漫画家のほか、青年誌や女性コミック誌などで活動する漫画家も多く起用しており、多様な作品を掲載していることが特徴である。[独自研究?]

山本直樹が審査員長を務めるマンガ募集コーナー太田エロティック・マンガ賞は、太田出版ウェブサイトで引き続き募集している[4]

Webで復活

2024年11月29日、本誌の意思を継承し「今にこそ表現されるべき「多様な性のあり方」と、決して他者に害されることのない「主体的でオープンなエロ」を表現する場を作ること」を目的とした新たなプロジェクトが展開され、Webサイトをオープン[1]。プロジェクトの第1弾では本誌掲載作品のアーカイブを公開[1]。一部掲載作品では関連作品が含まれる[1]。2025年春から第2弾としてWeb上で作品が公開されると発表された[5]

2025年4月9日に復活を果たし、第1弾の作品として古屋兎丸の『僕たちの心中』を公開[2]。4月16日には第2弾として池田明久実の『イヴとアダム』が公開されている[6]

復活後の連載作品

  • 僕たちの心中(古屋兎丸):2025年4月9日[2] -
  • イヴとアダム(池田明久実):2025年4月16日[6] -

主な連載作品

その他、過去の主な執筆陣

映像化作品

アニメ化

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
リストランテ・パラディーゾ
GENTE〜リストランテの人々〜
2009年 david production NOISE』枠での放送
青い花 2009年 J.C.STAFF
ライチ☆光クラブ 2012年 勝鬨スタジオ
ベルズンウィッスル
タイトルは「ライチ DE 光クラブ」
約2分半の短編FLASHアニメーション
原作は東京グランギニョルの演劇作品
劇場アニメ
作品 公開年 アニメーション制作 備考
どうにかなる日々 2020年 ライデンフィルム京都スタジオ

実写化

テレビドラマ
作品 放送年 制作 備考
紺野さんと遊ぼう 2008年 ダブ 18分のショートドラマ
ウツボラ 2023年 N/A
実写映画
作品 公開年 配給 備考
赤い文化住宅の初子 2007年 スローラーナー
うみべの女の子 2021年 スタイルジャム R15+指定
オリジナルビデオ
作品 発売年 制作 備考
ラビパパ 2007年 ブースタープロジェクト

脚注

  1. ^ a b c d e f マンガ・エロティクス・エフ再始動、新サイトを立ち上げ106作をアーカイブ紹介”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月29日). 2024年11月29日閲覧。
  2. ^ a b c マンガ・エロティクス・エフ本日復活!古屋兎丸の新作公開、マンガ賞の告知も”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年4月9日). 2025年4月27日閲覧。
  3. ^ WEB連載空間「ぽこぽこ」休止と形態変更のお知らせ - 太田出版、2016年7月8日
  4. ^ 「太田エロティック・マンガ賞」大募集/審査員長:山本直樹
  5. ^ マンガ・エロティクス・エフ新プロジェクト続報、来春より古屋兎丸らWebで作品発表”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年12月20日). 2024年12月20日閲覧。
  6. ^ a b “楽園追放のその後”の物語 「イヴとアダム」マンガ・エロティクス・エフ新連載第2弾”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年4月16日). 2025年4月27日閲覧。

関連項目

外部リンク




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