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マルチェロ・フォンダート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 04:00 UTC 版)

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マルチェロ・フォンダートMarcello Fondato1924年1月8日 - 2008年11月13日)は、イタリア脚本家映画監督である。「イタリア式コメディ」の脚本家として知られる。日本で公開された作品はマカロニ・ウェスタンホラー等が多い。

来歴・人物

1924年1月8日、イタリアのローマで生まれる。

1958年、ルイジ・コメンチーニ監督のコメディ映画『Mogli pericolose』の脚本に参加してデビュー、以来コメンチーニ監督作品の集団執筆に関わることが多く、『みんな帰ろう』(1960年)、『ブーベの恋人』(1963年)がその代表作である。また撮影監督から転向したマリオ・バーヴァ監督の作品にも関わる。1970年代にはバッド・スペンサーものの脚本に参加、ミケーレ・ルーポ監督の『E.T.と警官』(1979年)がその代表作。

1968年、『I Protagonisti』で映画監督としてデビュー、第21回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された。7本の監督作があり、バッド・スペンサーものも2本撮っている。監督作の大半はフランチェスコ・スカルダマーリャと共同で脚本を執筆し、音楽はグイド&マウリツィオ・デ・アンジェリスと決まっている。1980年代後半から1990年代にかけてはテレビ映画の演出も手がけた。

ここ10年ほど作品が発表されていなかったが、2008年11月13日にサン・フェリーチェ・チルチェーオで死去。

おもなフィルモグラフィ

クレジット以外は基本的に脚本のみ
オムニバス『愛してご免なさい』(Tre notti d'amore 、参加監督レナート・カステラーニ、ルイジ・コメンチーニ、フランコ・ロッシ)の一篇
オムニバス『おとぼけ紳士録』(I complessi、参加監督フランコ・ロッシ、ルイジ・フィリッポ・ダミーコ)の一篇
  • 夜は盗みのために La Notte è fatta per... rubare 1967年 監督ジョルジオ・カピターニ、音楽ピエロ・ウミリアーニ、主演カトリーヌ・スパーク
監督デビュー以降

関連項目

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