マリア・クリスティーナ橋とは? わかりやすく解説

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マリア・クリスティーナ橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/03 23:10 UTC 版)

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マリア・クリスティーナ橋
基本情報
スペイン
所在地 バスク州ギプスコア県サン・セバスティアン
マリア・クリスティーナ橋
マリア・クリスティーナ橋
交差物件 ウルメア川
設計者
施工者
ホセ・エウヘニオ・リベラ
フリオ・マリア・サパタ
建設 1904年
構造諸元
形式 アーチ橋
材料 鉄筋コンクリート
最大支間長 30m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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マリア・クリスティーナ橋(バスク語: Maria Kristina zubia, スペイン語: Puente de María Cristina, 英語: María Cristina Bridge)は、スペインサン・セバスティアンウルメア川下流部に架かっているアーチ橋

歴史

ウルメア川に架かる唯一の橋としてサンタ・カタリーナ橋があったが、1893年、サン・セバスティアンの旧市街からレンフェ(スペイン国鉄)のサン・セバスティアン北駅・闘牛場・自転車競技場に向かうための木造の仮設橋が建設された[1]。しかしその後橋は崩壊して木橋の通行が禁止された。技師のホセ・エウヘニオ・リベラと建築家のフリオ・マリア・サパタの設計によって、1904年に当時としては異例の9カ月間をかけて鉄筋コンクリート造の恒常的な橋が完成[2]。1905年1月20日、聖セバスティアンの祝祭時にスペイン王室を迎えて開通式を行い、毎年夏季をサン・セバスティアンで過ごしていた王妃マリア・クリスティーナの名を譲り受けてマリア・クリスティーナ橋と命名された。

アーチ橋であり、アーチ部の間隔は30m。セーヌ川に架かるパリのアレクサンドル3世橋を模した[2]折衷主義の建築である。両サイドに2基ずつ計4基設置された全高18mの方尖塔(オベリスク)が特徴であり、それぞれの方尖塔は凝った彫刻で埋め尽くされている[1][2]。1985年に改修工事が行われている。

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b BRIDGES”. San Sebastian Turismo. 2014年9月25日閲覧。
  2. ^ a b c María Cristina Bridge”. Euskadi.net. 2014年9月25日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯43度19分02秒 西経1度58分42秒 / 北緯43.3173度 西経1.9783度 / 43.3173; -1.9783




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