マリアンヌ・フェイスフルのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 01:30 UTC 版)
「シスター・モーフィン」の記事における「マリアンヌ・フェイスフルのバージョン」の解説
フェイスフルのバージョンは、ジャガーのプロデュースの元、1968年7月にレコーディングされ、「サムシング・ベター」とのカップリングでシングルとして発表される予定だった。この年の12月に行われたテレビ番組用のイベント「ロックンロール・サーカス」でもフェイスフルが歌唱したが、後に起こり得る検閲問題を考慮し、この曲は収録を見送られた。翌年1969年 2月にシングルがリリースされるも、デッカ・レコードはレコードを48時間後に回収した。フェイスフルはこの決定に怒り抗議するも事態は変わらず、フェイスフルのバージョンはお蔵入りとなった。 1979年、フェイスフルはこの曲をセルフ・カバーし、1982年にシングルとして発表した(アルバム『Broken English』のデラックス・エディションにも収録されている)。1968年に録音したバージョンは、1987年のベスト・アルバム『The Very Best Of Marianne Faithfull』で初めて日の目を見た。
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