マノロブラニクとは? わかりやすく解説

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マノロ・ブラニク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 16:09 UTC 版)

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はブラニク第二姓(母方の)はロドリゲスです。
マノロ・ブラニクの靴

マノロ・ブラニク (Manolo Blahnik)は、イギリス発のブランド[1]。同名のデザイナーによって1972年に設立された高価格帯のブランドで、“靴のロールス・ロイス”や“靴の王様”などの呼び名をもつ[2]

デザイナー

設立者にしてデザインを担うマノロ・ブラニク・ロドリゲス(Manolo Blahnik Rodríguez、1942年11月28日[3] - )は、スペインカナリア諸島サンタ・クルス・デ・ラ・パルマ出身。

チェコ人の父とスペイン人の母の間に生まれ、バナナ農園で育った。スイスのジュネーヴ大学建築学文学を学びはじめるが、一年学んだ後にパリへ移住。その二年後ロンドンで"Sunday Times"のファッション写真家として活動しファッションの世界に入った。

1972年のコレクションでデビュー。靴の作り方を知らないため、その後十年がかりで職人から学んだという。1973年に個人店を立ち上げる。デザイナーのオジー・クラークのための靴を作ったのがきっかけとなり、靴デザイン一筋となった。

大英帝国勲章受章者。英語・イタリア語・フランス語・スペイン語が堪能。

人気

ダイアナ妃カイリー・ミノーグマドンナなどが履いたことで有名。テレビドラマシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティにもしばしば登場した。主人公のキャリーがマノロ・ブラニクの靴の大ファンで、この高価な靴を大量に衝動買いして破産の危機に陥るエピソードもあった。

映画

2017年、イギリスで『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』(原題:Manolo: The Boy Who Made Shoes for Lizards)というドキュメンタリー映画が製作公開され、2018年に日本でも公開された。

1994年公開の香港映画『恋する惑星』では、ブリジット・リン扮する金髪の女が、マノロ・ブラニクの白いオープントゥハイヒールを履いている。

出典

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