マツダ・風籟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 04:16 UTC 版)
マツダ・風籟 | |
---|---|
| |
![]() | |
![]() | |
概要 | |
製造国 |
![]() |
デザイン | スウィフト・エンジニアリング |
ボディ | |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
エンジン位置 | リアミッドエンジン |
駆動方式 | 後輪駆動 |
プラットフォーム | Courage C65 LMP2 |
パワートレイン | |
エンジン | 450 hp (336 kW) R20B RENESIS 3-rotor |
変速機 | 6段セミAT(X-trac) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,790 mm (109.8 in) |
全長 | 4,563 mm (179.6 in) |
全幅 | 1,956 mm (77.0 in) |
全高 | 977 mm (38.5 in) |
車両重量 | 675 kg (1,488 lb) |
マツダ・風籟(ふうらい・FURAI)は、マツダが製作したコンセプトカー。一連の「Nagare」シリーズ第5弾に当たる。名前は風の音を意味し、風を切り進むレーシングカーをイメージしている。
概要

2008年デトロイトモーターショーで発表された。CFDが用いられたボディ処理によりプロトタイプレーシングカーさながらの形状をしている。あくまでデザインスタディで量産の予定は無いが、実際に走行が可能である。
アメリカン・ルマン・シリーズLMP耐久で活躍したクラージュC65シャシーをベースに作成され、マツダが所有するアメリカのラグナセカレースウェイを実際に走行した。既存のシャシーをベースにしているため、前作の大気で見られた特徴的な独立したリアタイヤはデザインが踏襲されているものの、より一般的な形状になっている。
搭載するエンジンは3ローターロータリーエンジンのR20Bで、450psを発揮する。環境面に配慮し、燃料はエタノールを使用している。
同年夏にTop Gear Magazineへ貸し出した際、テスト走行中に火災を起こし全焼した[1][2]。
脚注
- ^ “Top Gear Magazine sloopt Mazda Furai concept” (英語). Autoblog (2013年9月11日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “「本当に申し訳ない!」 『トップギア』がマツダから借りたコンセプトカーを全焼”. Autoblog (2013年9月18日). 2013年9月18日閲覧。
外部リンク
- “2008年北米国際自動車ショーにコンセプトカー「マツダ風籟(ふうらい)」を出品”. ニュースリリース. マツダ (2007年12月12日). 2013年9月18日閲覧。
固有名詞の分類
- マツダ・風籟のページへのリンク