マジックカットとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 工業製品 > 日用品 > 調理器具 > マジックカットの意味・解説 

マジックカット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 23:12 UTC 版)

マジックカット(Magic Cut)とは旭化成ポリフレックス(現・旭化成パックス)が開発した易開封加工技術および商品名で、同社の登録商標である[1]

マジックカット

概要

マジックカット加工がされたは、端に0.2 - 0.3ミリメートル程の小さな細長い穴が多数空けられている。

袋のマジックカットと表示された部分ならどこであっても、両手で摘まむように持ち、一方の手を手前・もう一方を奥へと縦方向に互い違いに交差させるように引っ張ることで[2]、最も力が集中した部分の穴が起点となり切れ目が広がり道具を使わず指だけで簡単に開封することができる[3][4]。マジックカットが採用されている製品には、口をあけたシェフの様なマークが付いている。

旭化成ポリフレックスの専務が出張帰りの新幹線にて缶ビールと燻製イカを買ったとき、老眼のためにパックがうまく切れず、結局はツマミなしで缶ビールを飲むことになったことから、技術陣に『指先で簡単にどこからでも破れる袋はつくれないか』と持ちかけたことから開発が始まった[3] 。1987年に特許を取得し製品化したが、当初はほとんど売れなかったため、他社へのライセンス供与により収入を得る方針に転換する。1993年に大日本印刷と契約を結んだのを皮切りに、数十社と契約を交わしている[5]

同社によれば、2011年時点でマジックカットを採用した製品は2,000種類以上、登場からの総売上は1,100億円を超える[6]。袋に細かい穴を開けるための機械に取り付けられる刃は手彫りで加工されており、同社によれば「これができる職人は1人しかいない」「その人がスカウトされると他社でも同じような刃を作られてしまう」ため、その職人の身元が同社にとって最大の企業秘密だという[6]

マジックカットを利用した製品

  • 飛竜
  • マジックカットストレート
  • コーパック
  • マジックカットテープ

脚注

  1. ^ 第1973965ほか全4件。ただし他分野で他社が商標登録している
  2. ^ 食品に関するお役立ち情報>マジックカットの開け方について日本ハム公式サイト、お客様相談窓口)
  3. ^ a b どこからでも切れる「マジックカット」誕生秘話
  4. ^ 持つ手が水や油で濡れて滑ったり、左右に力を込めて横方向に強く引っ張るなど、加工部分の一点に正しく力が集中しない方法ではうまく開かない。
  5. ^ CASE-71 マジックカット - TVでた蔵
  6. ^ a b 儲かる入れ物 - TBS「がっちりマンデー!!」・2011年9月18日放送分

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マジックカット」の関連用語

マジックカットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マジックカットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマジックカット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS