マカロニ (映画)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マカロニ (映画)の意味・解説 

マカロニ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 02:31 UTC 版)

マカロニ
Maccheroni
監督 エットーレ・スコラ
脚本 エットーレ・スコラ
ルッジェーロ・マッカリ
フリオ・スカルペッリ
出演者 ジャック・レモン
マルチェロ・マストロヤンニ
ダリア・ニコロディ
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ
撮影 クラウディオ・ラゴーナ
製作会社 L&A・デ・ラウレンティス=マスフィルム
配給 シネセゾン
公開 1985年10月24日
1988年9月10日
上映時間 106分
製作国 イタリア
言語 イタリア語
英語
テンプレートを表示

マカロニ』 (Maccheroni )は、1985年イタリア映画。アメリカ人とイタリア人、二人の初老男性が織り成す人情ドラマ作品。序盤から中盤にかけてはノスタルジックな雰囲気で推移するが、終盤はスリリングな展開となる。監督はエットーレ・スコラで、脚本も一部担当している。主演はジャック・レモンマルチェロ・マストロヤンニ。日本公開年は1988年

本作のタイトル「マカロニ」は、ラストシーンで使用された食材に由来している。

ストーリー

アメリカの航空機製造会社(作中ではダグラス社)の副社長ロバート・トラベンは、イタリアの旅客航空会社(作中ではアリタリア航空)への出張で、ナポリにやって来た。その滞在先のホテルに、以前この地を兵役で訪れた際に恋に落ちたという娘の兄、アントニオ・ヤゼロがロバートを訪ねて来る。丁度気が滅入っていたため、そのときはアントニオを追い返してしまう。

その後で思い直して彼の街を訪ねてゆくロバートは、アントニオの周囲の人々から意外な眼差しを向けられる。それはアントニオが妹を慰めるため、ロバートの振りをして架空の冒険談を書き続けた手紙のせいだったが、その冒険談が周囲の人々の間にも広がるうちに、いつしかロバートを英雄視するようになっていったのである。真相を知ったロバートは驚くが、そこにアントニオの持つ温かい心を見出していく。さらにアントニオの息子・ジュリオがミュージシャンへの夢を語ったこともあって家族ぐるみでも親しくなり、また実際にも冒険談のように生きたいとも思った。

しかしロバートがアメリカに帰る頃、ジュリオがミュージシャン契約で騙されたことから、それがマフィア絡みのトラブルに発展する。ロバートは搭乗予定機にわざと乗り遅れて踵を返し、アントニオ親子を窮地から救い出すべく奔走するが、事件解決直後にアントニオは仮死状態となってしまう。ヤゼロ家やその親族の人々と共に、ロバートもアントニオの蘇生を信じて手を尽くす。

キャスト

出典

  1. ^ 嶋 俊介”. 青二プロダクション. 2022年7月18日閲覧。

参考文献

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からマカロニ (映画)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からマカロニ (映画)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からマカロニ (映画) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マカロニ (映画)」の関連用語

マカロニ (映画)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マカロニ (映画)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマカロニ (映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS