ホルアフト海戦編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 07:08 UTC 版)
34巻 - 37巻 ファンは、ロナルディアのカノン連合艦隊と戦うために、300隻近い主艦隊を陸送し、敵艦隊の背後を突くという作戦に出た。さらに、その背後へ回った艦隊の1/3を火艦として敵の3艦隊へ突入させ、カノン艦隊を完膚なきまでに壊滅させた。 カノン艦隊の全滅を受け、ロナルディアでは海をフォレスト、陸をガッツォの布陣がようやく整い、帝都決戦に向けての準備が着々と取られていた。 一方ロナルディアにおいて勢力を伸ばしていたクラッサ・ライの目の前には、マリシーユ・ビゼンが現われた。マリシーユはパンニャーの卵の守人で、ライはその守人を守護する役であったが、30年程前にライはそのパンニャーの卵を盗んで出奔していた。マリシーユは、パンニャーの卵が既に孵されていたこと、そしてその中にあったのが、メルダーザであったことを理解する。しかしながら、同時にメルダーザの覚醒の兆しを察したライによりその場を追われてしまう。 こうして、すべての流れが帝都ラオン・ヴラへと集約されていく。
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