ホモロサイン図法とは? わかりやすく解説

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ホモロサイン‐ずほう〔‐ヅハフ〕【ホモロサイン図法】

読み方:ほもろさいんずほう

homolo-sineグード図法の別名。


グード図法

(ホモロサイン図法 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 08:07 UTC 版)

グード図法による世界地図

グード図法(グードずほう)、ホモロサイン図法(ホモロサインずほう)、あるいは断裂ホモロサイン図法(だんれつホモロサインずほう)は、断裂のある投影法で、擬円筒図法かつ正積図法である。

概要

複数の図法を合成した図法で、世界地図に使われている。世界規模で面積の関係を表示する目的で、メルカトル図法の代替図法としてジョン・ポール・グードが1923年に考案した。

投射図は12個の領域からなり、6個の断裂片を含む。6領域をモルワイデ図法で表現し、低緯度地方の6領域はサンソン図法で表現されているのが特徴である。「ホモロサイン」という言葉は「ホモログラフ図法」(モルワイデ図法)と「シヌソイダル図法」(正弦曲線図法)の合成語で、グードによって名づけられた。

モルワイデ図法とサンソン図法の結合箇所は、同じ面積縮尺の両図法において、緯線長が一致する北緯(または南緯)4044であり、この緯度で地図の縁が僅かに折れ曲がっている。結合した両図法がどちらも正積図法のため、この図法も正積図法になる。

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