ペニー・ファージング型(オーディナリー型)自転車の発明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 15:33 UTC 版)
「ジェームズ・スターレー」の記事における「ペニー・ファージング型(オーディナリー型)自転車の発明」の解説
1868年、ターナーの甥がフランス製の新型ボーンシェイカー(*1)を工場に持ち込む。早速会社は自転車製造業に参入。当時、ベロシペード(自転車)は前後でほぼ同サイズ(前側が少し大きかった)のタイヤを使っていたが、スターレーはもっと前輪を大きく改良した。まもなく、ウィリアム・ヒルマン(*3)と共に有名なペニー・ファージング(penny-farthing)型自転車を(*2)を作り出す。彼らの作ったこのアリエル自転車は全金属製で、かつワイヤスポークホイールを採用していた。1874年、タンジェント組したスポーク(タンジェントスポーキング)で特許を取得。スピードが出るうえ、デザインも洗練されていた。(*1 日本では当時「がたくり」と呼ばれた。*2 同様に「だるま車」。*3 のちヒルマン自動車を創業) レバー駆動かつチェーン駆動という珍しい組み合わせの三輪車も、女性向け、2人乗り用として開発している。三輪車の中でもスターレーのものは商業的に成功したものと評価されている。
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