ベンドに関する用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 02:22 UTC 版)
「ベンド (紋章学)」の記事における「ベンドに関する用語」の解説
次に示す用語は、ベンド・シニスターについてもまったく同様の意味を持つ言葉として適用することができる。 ベンド・エラディケイテッド (bend eradicated) またはベンド・エスクラット (bend esclatte) ベンド方向に切られている終端を示す。 イン・ベンド (in bend) シールド上にいくつかのアイテムがベンドの方向に一列に並べられている様子を表す。 ベンドワイズ (bendwise) チャージがベンドのように傾けて置かれることを意味する。なお、ベンドにチャージを置く際には、そのチャージは紋章記述にベンドワイズであると断らずともはじめからベンドワイズであることが暗黙の了解となっている。 パーティ・パー・ベンド (party per bend) ベンドの方向に走る1つの線によってフィールドを2つに分割することを意味する。分割したそれぞれのフィールドに2つのティンクチャーを向かって右上、左下の順に記述する。 ティアスト・パー・ベンド (tierced per bend) ベンドの方向に走る2つの線によってフィールドを3つに分割することを意味する。分割したそれぞれのフィールドに3つのティンクチャーを向かって右上、中、左下の順に記述する。 ベンディ (Bendy) ベンド方向に4つ以上の偶数の部分に分割したフィールドを意味する。ベンドレットやリバンドを複数配置した場合と似たような図柄になるが、ベンディの場合は紋章記述に示された数の領域に等間隔で色分けされてさえいればよく、一番端の領域がベンドの幅に達していなくてもよい。ベンドレットの場合は、指定された数の同じ幅の帯が揃っていなければならないという点が異なる。 イン・ベンドGules three mascles Or in bend sinister ベンドワイズ(暗黙)。Gules a bend argent charged three escallops sable パーティ・パー・ベンドParty per bend, argent and gules ティアスト・パー・ベンドTierced per bend, gules, argent and sable ベンディBendy of eight, gules and argent スリー・ベンドレットArgent three bendlets gules
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