ベラゴールスク要塞の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 17:45 UTC 版)
「大尉の娘」の記事における「ベラゴールスク要塞の人物」の解説
イヴァーン・クーズィミチ・ミローナフ (Иван Кузмич Миронов) ロシア帝国軍大尉。貴族ではない叩き上げの士官で、ベラゴールスク要塞の司令官として、要塞守備隊とカザーク部隊を率いる。軍務に忠実な、純朴な人物として描かれる。 ヴァシリーサ・エガローヴナ・ミローナヴァ (Василиса Егоровна Миронова) ミローナフ大尉の妻。軍務には関わらないが、ベラゴールスク要塞の軍人たちを、家族のように仕切っている。20年ほど前に、夫ともにこの要塞に転じてきたという。 アレクセイ・イヴァーヌィチ・シヴァーブリン (Алексей Иваныч Швабрин) 士官。貴族出身で元々は近衛士官だったが、5年前に殺人を犯した咎で単なる士官に格下げされ、ベラゴールスク要塞に左遷された。 イヴァーン・イグナーチィチ(Иван Игнатьич、姓記なし) ロシア帝国軍中尉。ミローナフ大尉の副官。隻眼の年配者で、過去なんども戦争に出征した経歴がある。 マクシイムィチ (Максимыч) 伍長。カザーク出身だが、ミローナフ夫妻や士官から信頼されている下士官として描かれる。 パラーシャ (Палаша) ミローナフ家の女中。作中では、親しみをこめたパラーシカ (Палашка) の名で呼ばれることが多い。なお、同名の女中がグリニョフ家にもいるが別人。 ゲラーシム神父 (Герасим) ベラゴールスクの村にあるロシア正教会の神父。 アクリーナ・パンフィーラヴナ(Аклина Памфировна, 姓記なし) ゲラーシム神父の妻。おしゃべり。
※この「ベラゴールスク要塞の人物」の解説は、「大尉の娘」の解説の一部です。
「ベラゴールスク要塞の人物」を含む「大尉の娘」の記事については、「大尉の娘」の概要を参照ください。
- ベラゴールスク要塞の人物のページへのリンク