ヘルシンキ芸術デザイン大学
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ヘルシンキ芸術デザイン大学(ヘルシンキげいじゅつデザインだいがく、フィンランド語:Taideteollinen korkeakoulu、英語:University of Art and Design Helsinki)は、かつて存在したフィンランドの大学。
2010年1月1日、ヘルシンキ工科大学、ヘルシンキ経済大学と合併し、アールト大学が設立された。
概要
フィンランドのヘルシンキを拠点に置き、北欧諸国で最大の芸術大学であった。日本では単にヘルシンキ芸術大学やヘルシンキ美術大学などとも訳される。1871年に創立。国立オーディオビジュアル・メディア研究開発施設「Media Centre Lume」を大学内に擁する。授与学位は芸術学士号(Bachelor of Arts)、芸術修士号(Master of Arts)、芸術ライセンシエート(Licentiate of Arts)、芸術博士号(Doctor of Arts)。外国人学生の比率がフィンランドの大学の中で最も高い。
大学は企業との研究計画を活発に行っており、ユルヨ・ソタマーが学長に就任してからは「フィンランド革新システム」の構想実現化に向けて積極的な活動を続けている。
組織
著名な卒業生・教授
- タピオ・ヴィルッカラ
- カイ・フランク
- ティモ・サルパネヴァ
外部リンク
- ヘルシンキ芸術デザイン大学 - 公式ウェブサイト
- Media Centre Lume - 公式ウェブサイト
ヘルシンキ美術大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 04:07 UTC 版)
ヘルシンキ美術大学は、北欧最大規模の美術大学であった。1871年に創立された。視聴覚メディアの国立研究開発センターであるメディアセンター・ルームも大学内に設置されていた。学士、修士、博士課程を持っていた。 ヘルシンキ美術大学は、民間セクターを通じた研究プロジェクトの企画と産業コラボレーションを盛んに推進していた。ユルヨ・ソタマーのリーダーシップのもと、フィンランドのイノベーションネットワークにデザインを統合する動きが活発であった。 大学合併により、大学の名前はアールト大学美術学部へと変わった。2012年には、もともとヘルシンキ工科大学の一部であった建築学部の移転・合併に伴い、アールト大学美術・デザイン・建築学部(Aalto ARTS)に改名した。
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