ヘアピンループの自己相補性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:12 UTC 版)
「相補性 (分子生物学)」の記事における「ヘアピンループの自己相補性」の解説
自己相補性(self-complementarity)とは、DNAまたはRNAの配列が折り返されて二本鎖に似た構造が形成されることを指している。配列のどの部分が自己相補性を示すかによって、鎖はヘアピンループ、ジャンクション、バルジ、インターナルループ(英語版)を形成する。RNAは、グアニンとウラシルの間の結合などDNAではみられない塩基対が形成されるため、こうした構造を形成しやすい。
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