プロリーグ構想 (バスケットボール)
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プロリーグ構想 (プロリーグこうそう)とは、実業団などのアマチュアスポーツリーグ (バスケットボール等) をプロ化する構想のことである。このページでは、主に日本のバスケットボールリーグプロリーグ構想について詳述する。
注釈
- ^ 日本ではラグビーユニオンに次いでバスケットボール関係者がアマチュアリズムを強く信奉していた
- ^ Jリーグは1993年開幕にいたる
- ^ バスケットボールの他にもバレーボールやアイスホッケーのプロ化も検討されていた
- ^ 2部リーグは日本リーグとなる
- ^ 企業のスポーツ活動の一環として行われているため
- ^ このような状況に失望した有望な選手はアメリカなど海外でのプレーや実業団以外のクラブチームでのプレー、あるいはプレーそのものを断念する状況が続いた
- ^ 新潟の母体は大和證券バスケット部、さいたまはNL2部を中心に活動していたアンフィニ(マツダオート)東京バスケット部
- ^ プロリーグ化を率先して進めているのは新潟で、同チームのオーナーである河内敏光は「選手を確保するためには大学生や社会人選手などの入団テストやドラフトなどを考えている。将来は日本からNBAなどの世界最高規模のリーグ戦への進出できる選手を目指すのが夢である」としている。
- ^ 残る2チームはそれぞれ千葉ピアスアローバジャーズ、栃木ブレックスとして日本バスケットボールリーグ2部機構(JBL2)に参加。栃木は1年後にJBL昇格となったが、千葉はJBL2を脱退、千葉エクスドリームスと改め、bjリーグあるいは2013年以降の新プロリーグを目指すことにしていた。しかしその後「エクスドリームス」としてのbj、または新リーグ参戦を断念し、bjに2011-12シーズンに新規参加する「千葉ジェッツ」の傘下の育成(サテライト)チームとして事実上機能統合された。
- ^ bjリーグ創設に至った背景に世界選手権開催準備のため協会に経済面などの余裕がなかったともされている
- ^ 会場設営、チケット販売、外部スポンサー獲得のための営業活動など。チケットが捌けないなど興行収入が得られない場合これらがそのまま収支を圧迫することに。
- ^ 社員選手の収入は基本的に一般サラリーマンと同水準。
- ^ JBL 2009-10(当時)はリンク栃木ブレックスがプロチームとして初優勝を遂げたが、もう一つのプロチームであるレラカムイ北海道(現:レバンガ北海道)は最高位7位と低迷が続いていた。
出典
- ^ バスケリーグ統合は13年目標 国内男子分裂で答申 - 47NEWS 2010年1月22日
- ^ 財団法人日本バスケットボール協会 JBLならびにbjリーグとの覚書調印式開催 日本バスケットボール協会2010年4月21日
- ^ ほぼ全チームが参加困難 バスケbj、新リーグ案で - 産経ニュース2011年12月5日
- ^ 新リーグ応募は23チーム bjからも複数 2012年5月9日
- ^ バスケJBLとbj、2013年の統一断念
- ^ バスケ東京五輪 開催国枠消滅も 日刊スポーツ2013年12月19日
- ^ [「男子2リーグ併存解消を」 バスケ国際連盟、日本協会に]朝日新聞2014年2月13日
- ^ NBLとbj統合し新プロリーグ バスケ日本協会が決定
- ^ NBLとbj統合し新プロリーグ バスケ日本協会が決定 朝日新聞2014年2月11日
- ^ 日本バスケ、国際大会出場停止の可能性 2リーグ併存で 朝日新聞2014年5月14日
- ^ a b c 【バスケ】リーグ統合ギブアップ!日本協会会長放り投げ辞任(スポーツ報知2014年10月24日 同日閲覧)
- ^ バスケ日本協会に資格停止処分(日刊スポーツ2014年11月26日 11月27日閲覧)
- ^ a b バスケットボール:改革トップ川淵三郎氏 16年復活目標(毎日新聞2015年1月28日 即日閲覧)
- ^ “バスケットボール協会全評議員が辞任”. デイリースポーツ (2015年4月29日). 2015年5月1日閲覧。
- ^ バスケ新リーグ構想36チーム年68試合
- ^ 統一プロリーグ設立に向けての話し合いの進捗状況について(2014年7月17日bjリーグリリース 2014年7月18日閲覧)
- ^ 【バスケ】16年発足新リーグ最大44チーム!NBAでも30チームなのに(スポーツ報知2014年7月17日 8月14日閲覧)
- ^ バスケ国内新リーグ、5月に1部 加入チーム12~20、選定へ(中日スポーツ2015年2月13日 2月19日閲覧)
- ^ バスケ:「処分解除に好感触」新リーグ基準決定(毎日新聞2015年3月25日 3月26日閲覧)
- ^ 川淵「新リーグの略称は『JPBL』」第3回タスクフォース後のチーム説明会(スポーツナビ2015年3月25日 3月26日閲覧)
- ^ バスケ新リーグに47チーム中24チームが参加表明(日刊スポーツ 2015年4月3日閲覧)
- ^ 日本バスケ協会 国際試合出場停止など制裁解除(テレビ朝日2015年8月10日 9月13日閲覧)
- ^ bjリーグ公式ブログ (2012年12月4日). “大分チーム、一般社団法人によるチーム継続参戦”. 2014年10月24日閲覧。
- ^ スポーツナビ (2013年4月25日). “バスケ界に一石を投じる大分の挑戦”. 2014年10月24日閲覧。
- ^ 大分)bjヒートデビルズ、運営撤退 松山の会社に譲渡(朝日新聞2015年4月21日 4月29日閲覧)
- ^ 男子プロバスケ:大分の運営権譲渡 松山の学校法人関連に Archived 2015年4月21日, at the Wayback Machine.(毎日新聞2015年4月21日 4月29日閲覧)
- ^ 【バスケ】NBL和歌山、報酬800万円が未払い(スポーツ報知 2014年10月22日 10月24日閲覧)
- ^ “「何とか参入を目指したい」 和歌山トライアンズ 新リーグ参入「継続審議」望みつなぐ”. 産経新聞. (2015年7月23日)
- ^ 『和歌山トライアンズ 2015-2016シーズン参入審議否決について』(プレスリリース)一般社団法人日本バスケットボールリーグ、2015年7月23日。 オリジナルの2015年7月23日時点におけるアーカイブ 。・“和歌山の参加認めず=運営資金不足で-バスケットNBL”. 時事通信. (2015年7月23日)
- ^ 【バスケ】つくばがリーグ管理下に(スポーツ報知 2014年10月18日 10月24日閲覧)
- 1 プロリーグ構想 (バスケットボール)とは
- 2 プロリーグ構想 (バスケットボール)の概要
- 3 FIBAによる会員資格無期限停止処分
- 4 統合プロリーグ構想の概要
- 5 プロリーグ発足と課題
- 6 脚注
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