プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1971とは? わかりやすく解説

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プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1971

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:19 UTC 版)

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プリメーラ・ディビシオン
シーズン 1971
優勝 CAインデペンディエンテ (M)
CAロサリオ・セントラル (N)
...
1970
1972


この項では、1971年シーズンのアルゼンチンのプロサッカーリーグ1部プリメーラ・ディビシオンについて記述する。プロリーグ化されてから通算41シーズン目であり、上半期の「トルネオ・メトロポリターノ」と下半期の「トルネオ・ナシオナル」で構成される。


トルネオ・メトロポリターノ1971

1971年3月15日から10月3日まで行われた。アルゼンチンサッカー協会直接加盟クラブによるリーグを引き継いだものである。ウニオン・デ・サンタフェCAラヌースキルメスACが降格し、プリメーラBからクルブ・フェロ・カリル・オエステが昇格したため、19チームに減少した[1]
2回戦総当たりのリーグ戦を行い、1位は優勝、下位2チームが自動降格、降格チーム以外は全てトルネオ・ナシオナル出場権を獲得する。

CAインデペンディエンテが10回目の優勝を決めた[2]

トルネオ・メトロポリターノ
シーズン 1971
優勝 CAインデペンディエンテ (10回目)
得点王 カルロス・ビアンチ
(36点)


結果

チーム 出場権または降格
1 CAインデペンディエンテ 36 20 10 6 57 26 +31 50 優勝
2 CAベレス・サルスフィエルド 36 20 9 7 77 42 +35 49
3 チャカリタ・ジュニアーズ 36 17 12 7 49 35 +14 46
4 ニューウェルズ・オールドボーイズ 36 18 8 10 74 47 +27 44
4 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 36 18 8 10 75 52 +23 44
6 CAリーベル・プレート 36 14 11 11 60 52 +8 39
7 クルブ・フェロ・カリル・オエステ 36 15 8 13 49 49 0 38
8 ボカ・ジュニアーズ 36 16 4 16 59 52 +7 36
9 CAウラカン 36 12 11 13 46 54 −8 35
10 CAロサリオ・セントラル 36 11 12 13 48 51 −3 34
10 ラシン・クルブ 36 10 14 12 56 64 −8 34
10 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 36 10 14 12 51 62 −11 34
13 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ 36 11 10 15 41 55 −14 32
14 CAコロン 36 10 11 15 58 73 −15 31
15 CAアトランタ 36 11 8 17 45 57 −12 30
16 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ 36 9 11 16 43 56 −13 29
16 CAバンフィエルド 36 6 17 13 36 54 −18 29
18 CAロス・アンデス 36 9 9 18 38 57 −19 27 降格
19 CAプラテンセ 36 6 11 19 42 66 −24 23



得点ランキング

順位 選手 所属 点数
1
カルロス・ビアンチ CAベレス・サルスフィエルド
36
2
アルフレッド・オッベルティ ニューウェルズ・オールドボーイズ
28
3
ロドルフォ・フィシェル CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ
20
4
ロベルト・カブラル CAプラテンセ
18
5
オスカル・マース CAリーベル・プレート
16

トルネオ・ナシオナル1971

トルネオ・ナシオナル
シーズン 1971
優勝 CAロサリオ・セントラル (1回目)
コパ・リベルタ
ドーレス1972
CAロサリオ・セントラル
CAインデペンディエンテ
...
得点王 ホセ・ルニス
アルフレッド・オッベルティ
(10点)


開催期間は10月8日から12月29日まで。トルネオ・メトロポリターノで出場権を獲得した17クラブと、地方州リーグ所属11クラブの、計28クラブが出場した。グループAとグループBに分かれ、グループ内での1回戦総当たり+別組1チームの1試合を戦い、両組の上位2位以内が決勝トーナメントに進出する。CAロサリオ・セントラルが初優勝した[3]

出場チーム

  • アルゼンチンサッカー協会間接加盟クラブ (11)

固定枠+推薦

CAヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・メンドーサは固定枠ではなく、昨季のトルネオ・ナシオナルで間接加盟クラブ最高成績を収めた事で選ばれた。

チーム ホームタウン
ベルグラーノ コルドバ
CAヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・メンドーサ メンドーサ
キンベルレイ・デ・マル・デル・プラタ マル・デル・プラタ
CAサン・マルティン (トゥクマン) サン・ミゲル・デ・トゥクマン

トルネオ・レヒオナルの勝者

チーム ホームタウン
CAセントラル・コルドバ (サンティアゴ・デル・エステーロ) サンティアゴ・デル・エステーロ
ドン・オリオーネAC バランケーラス
CDグアラニ・アントニオ・フランコ ポサーダス
CAウラカン (コモドーロ・リバダビア) コモドーロ・リバダビア
CAウラカン・デ・インヘニエロ・ワイト インヘニエロ・ワイト
セントロ・フベントゥ・アントニアナ サルタ
CAサン・マルティン・デ・メンドーサ サン・マルティン (メンドーサ州)

グループA

チーム 出場権
1 CAインデペンディエンテ 14 10 4 0 31 13 +18 24 決勝トーナメント進出
2 ニューウェルズ・オールドボーイズ 14 9 5 0 37 10 +27 23
3 CAベルグラーノ 14 9 3 2 28 13 +15 21
4 CAリーベル・プレート 14 8 5 1 26 13 +13 21
5 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ 14 7 1 6 22 22 0 15
6 クルブ・フェロ・カリル・オエステ 14 4 6 4 22 20 +2 14
7 CAバンフィエルド 14 4 5 5 23 22 +1 13
8 CAキンベルレイ 14 4 5 5 22 21 +1 13
9 CAサン・マルティン・デ・メンドーサ 14 3 6 5 20 20 0 12
10 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 14 3 3 8 22 30 −8 9
11 CAウラカン 14 3 3 8 19 27 −8 9
12 セントロ・フベントゥ・アントニアナ 14 3 2 9 23 30 −7 8
13 ドン・オリオーネAC 14 4 0 10 16 34 −18 8
14 CAウラカン (コモドーロ・リバダビア) 14 1 1 12 11 55 −44 3

グループB

チーム 出場権
1 CAロサリオ・セントラル 14 9 3 2 27 13 +14 21 決勝トーナメント進出
2 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 14 8 4 2 37 19 +18 20
3 ボカ・ジュニアーズ 14 8 4 2 34 17 +17 20
4 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 14 7 5 2 28 21 +7 19
5 CAアトランタ 14 6 4 4 25 17 +8 16
6 CAベレス・サルスフィエルド 14 5 6 3 21 20 +1 16
7 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ 14 4 4 6 22 19 +3 12
8 ラシン・クルブ 14 4 4 6 20 21 −1 12
9 チャカリタ・ジュニアーズ 14 5 2 7 16 20 −4 12
10 CAコロン 14 3 6 5 21 26 −5 12
11 CAサン・マルティン (トゥクマン) 14 4 4 6 22 30 −8 12
12 グアラニ・アントニオ・フランコ 14 3 4 7 18 26 −8 10
13 CAセントラル・コルドバ (サンティアゴ・デル・エステーロ) 14 3 3 8 17 33 −16 9
14 CAウラカン・デ・インヘニエロ・ワイト 14 2 4 8 7 25 −18 8

準決勝

日付け チーム1 結果 チーム2 会場 開催地
12月18日 インデペンディエンテ
2–2 (9–8, p)
サン・ロレンソ モヌメンタル ブエノスアイレス
12月19日 ロサリオ・セントラル
1–0
ニューウェルズ モヌメンタル ブエノスアイレス

決勝

日付け チーム1 結果 チーム2 会場 開催地
12月22日 ロサリオ・セントラル
2–1
サン・ロレンソ コロソ・デル・パルケ }

リギージャ・プレ=リベルタドーレス

メトロポリターノ優勝のインデペンディエンテとナシオナル準優勝のサン・ロレンソが、コパ・リベルタドーレス1972第2出場枠をかけて対戦した。

日付け チーム1 結果 チーム2 会場 開催地
12月29日 インデペンディエンテ
1–0
サン・ロレンソ ラ・ボンボネーラ ブエノスアイレス

得点ランキング

選手 点数 所属
ホセ・ルニス 10 セントロ・フベントゥ・アントニアナ
アルフレッド・オッベルティ 10 ニューウェルズ・オールドボーイズ
カルロス・モレーテ 9 CAリーベル・プレート
エドゥアルド・キローガ 9 CAベルグラーノ
エクトル・スコッタ 8 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ

脚注

  1. ^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。
  2. ^ Pablo Ciullini. “Argentina 1971”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。
  3. ^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - First Level 1971”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。

外部リンク




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