プリメーラ・ディビシオン_(アルゼンチン)1991-1992とは? わかりやすく解説

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プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1991-1992

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:17 UTC 版)

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プリメーラ・ディビシオン
シーズン 1991-1992
優勝 前期:CAリーベル・プレート
後期:ニューウェルズ・オールドボーイズ
コパCONME
BOL1992
CAベレス・サルスフィエルド
ヒムナシア・イ・エスグリマLP
デポルティーボ・エスパニョール
コパ・リベルタ
ドーレス1993

CAリーベル・プレート

ニューウェルズ・オールドボーイズ
試合数 380
得点王 前期:
ラモン・ディアス
(14点)
後期:
ディエゴ・ラトーレ
ダリオ・スコット
(9点)
1990-1991
1992-1993


この項ではアルゼンチンのプロサッカーリーグ1部、プリメーラ・ディビシオンの1991-1992シーズンについて述べる。このシーズンはプロ化以降通算62シーズン目であり、アペルトゥーラとクラウスーラ (前期リーグと後期リーグ)で構成される。

概要

CAチャコ・フォル・エベルとCAラヌースが降格し、プリメーラB・ナシオナルからキルメスACCAベルグラーノが昇格したので、チーム数は20のままである[1]

1回戦総当たりのリーグを2回戦う前後期制で、対戦カードのホーム・アウェイの組み合わせは相互に逆である。チャンピオンシップは廃止され、このシーズンからは前期・後期どちらのタイトルも年間優勝1回分相当にカウントされる。アルゼンチンのコパ・リベルタドーレス出場枠は2つ、今季から始まったコパCONMEBOLの出場枠は3つで、いずれもレギュラーシーズン終了後のプレーオフ「リギージャ・プレ・リベルタドーレス」によって決められる。直近3シーズンの平均勝ち点順位表の下位2チームは、プリメーラB・ナシオナルに自動降格する。

テレビ放映権

カナル9とTyC Sports 2が保有した。

トルネオ・アペルトゥーラ1991

トルネオ・アペルトゥーラ
シーズン 1991
優勝 CAリーベル・プレート (24回目)
...
得点王 ラモン・ディアス (14点)

1991年8月29日から12月22日まで行われ、CAリーベル・プレートが24回目の優勝を決めた。上位5チームがリギージャ・プレ=リベルタドーレス出場を決め、優勝したリーベルはトルネオ・クラウスーラ王者との第1枠決定戦にシードされた[2]

チーム 出場権
1 CAリーベル・プレート 19 13 4 2 32 11 +21 30 リギージャ・プレ=リベルタドーレス第1枠決定戦
2 ボカ・ジュニアーズ 19 7 10 2 22 15 +7 24 リギージャ・プレ=リベルタドーレス初戦
3 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 19 4 14 1 20 14 +6 22
4 CAベレス・サルスフィエルド 19 8 5 6 27 18 +9 21
5 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 19 7 7 5 16 17 −1 21
6 デポルティーボ・マンディジュ 19 7 6 6 22 20 +2 20
7 CAプラテンセ 19 5 10 4 16 14 +2 20
8 CAタジェレス 19 7 6 6 19 21 −2 20
9 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ 19 4 11 4 18 18 0 19
10 クルブ・フェロ・カリル・オエステ 19 6 7 6 16 16 0 19
11 CAインデペンディエンテ 19 6 7 6 20 21 −1 19
12 CAウラカン 19 5 9 5 18 21 −3 19
13 ラシン・クルブ 19 4 11 4 14 13 +1 19
14 デポルティーボ・エスパニョール 19 6 6 7 23 25 −2 18
15 CAベルグラーノ 19 3 11 5 15 17 −2 17
16 CAロサリオ・セントラル 19 4 9 6 17 21 −4 17
17 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ 19 4 8 7 14 21 −7 16
18 ニューウェルズ・オールドボーイズ 19 3 9 7 14 16 −2 15
19 ウニオン・デ・サンタフェ 19 3 8 8 13 21 −8 14
20 キルメスAC 19 1 8 10 9 25 −16 10

得点ランキング

選手 点数 所属
ラモン・ディアス 14 CAリーベル・プレート
エステバン・ゴンサレス 11 CAベレス・サルスフィエルド
ウーゴ・ゲラ 8 ヒムナシア・イ・エスグリマLP
ダビド・ビスコンティ 7 CAロサリオ・セントラル
ロベルト・カバニャス 7 ボカ・ジュニアーズ
フアン・ルイス・ディアス 7 CAタジェレス
セルヒオ・サトゥルノ 7 CAウラカン

トルネオ・クラウスーラ1992

トルネオ・クラウスーラ
シーズン 1992
優勝 ニューウェルズ・オールドボーイズ (4回目)
...
得点王 ディエゴ・ラトーレ
ダリオ・スコット
(9点)

1992年2月21日から7月5日まで行われ、ニューウェルズ・オールドボーイズが4回目の優勝を決めた。すでに出場を決めているチームを除く上位5チームがリギージャ・プレ=リベルタドーレス出場権を獲得、そのうちニューウェルズは前期王者リーベルとの第1枠決定戦にシードされた[2]

チーム 出場権
1 ニューウェルズ・オールドボーイズ 19 11 7 1 27 18 +9 29 リギージャ・プレ=リベルタドーレス第1枠決定戦
2 CAベレス・サルスフィエルド 19 10 7 2 29 16 +13 27
3 デポルティーボ・エスパニョール 19 9 9 1 24 11 +13 27 リギージャ・プレ=リベルタドーレス初戦
4 ボカ・ジュニアーズ 19 10 6 3 20 11 +9 26
5 CAリーベル・プレート 19 8 8 3 31 22 +9 24
6 CAプラテンセ 19 8 6 5 23 16 +7 22 リギージャ・プレ=リベルタドーレス初戦
7 ラシン・クルブ 19 5 11 3 12 9 +3 21
8 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 19 6 8 5 25 20 +5 20
9 CAウラカン 19 5 9 5 18 19 −1 19 リギージャ・プレ=リベルタドーレス初戦
10 CAベルグラーノ 19 6 6 7 18 18 0 18
11 クルブ・フェロ・カリル・オエステ 19 5 8 6 13 14 −1 18
12 CAインデペンディエンテ 19 4 9 6 16 16 0 17
13 TCAタジェレス 19 4 9 6 14 17 −3 17
14 CAロサリオ・セントラル 19 8 1 10 19 24 −5 17
15 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ 19 5 6 8 16 19 −3 16
16 ウニオン・デ・サンタフェ 19 2 9 8 11 18 −7 13
17 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ 19 2 9 8 14 26 −12 13
18 デポルティーボ・マンディジュ 19 3 7 9 16 30 −14 13
19 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 19 3 6 10 11 25 −14 12
20 キルメスAC 19 4 3 12 14 32 −18 11

得点ランキング

選手 点数 チーム
ディエゴ・ラトーレ 9 ボカ・ジュニアーズ
ダリオ・スコット 9 CAプラテンセ
エステバン・ゴンサレス 8 CAベレス・サルスフィエルド
マルセロ・カビグリア 7 デポルティーボ・エスパニョール
ホルヘ・クルス・クルス 7 CAウラカン
ウーゴ・ゲラ 7 ヒムナシア・イ・エスグリマLP
フェリックス・トーレス 7 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ

平均勝ち点順位表

順位 チーム 平均 1989-90 1990-91 1991-92 合計 試合
1 CAリーベル・プレート 1.342 53 45 55 153 114
2 ボカ・ジュニアーズ 1.263 43 51 50 144 114
3 CAベレス・サルスフィエルド 1.184 42 45 48 135 114
4 ニューウェルズ・オールドボーイズ 1.122 36 48 44 128 114
5 CAインデペンディエンテ 1.070 46 40 36 122 114
6 ラシン・クルブ 1.035 39 40 39 118 114
7 CAウラカン 1.026 - 40 38 78 76
8 CAロサリオ・セントラル 1.017 43 39 34 116 114
9 クルブ・フェロ・カリル・オエステ 1.000 39 38 37 114 114
10 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 1.000 35 45 34 114 114
11 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 0.991 39 33 41 113 114
12 CAプラテンセ 0.991 36 35 42 113 114
13 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ 0.956 38 36 35 109 114
14 デポルティーボ・マンディジュ 0.938 36 38 33 107 114
15 CAベルグラーノ 0.921 - - 35 35 38
16 デポルティーボ・エスパニョール 0.912 31 28 45 104 114
17 エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ 0.894 34 39 29 102 114
18 CAタジェレス 0.894 36 29 37 102 114
19 ウニオン・デ・サンタフェ 0.824 36 31 27 94 114
20 キルメスAC 0.500 - - 19 19 38
プリメーラB・ナシオナルに自動降格

リギージャ・プレ・リベルタドーレス

まず前期王者リーベルと後期王者ニューウェルズが3試合制の第1枠決定戦を行い、2勝1分のリーベルがコパ・リベルタドーレス1993の第1出場枠を獲得した。

ニューウェルズ・オールドボーイズ 0 – 0 CAリーベル・プレート
エスタディオ・ヒガンテ・デ・アロジート, ロサリオ
主審: フアン・クレスピ


敗れたニューウェルズは他の7チームと共に第2出場枠をかけたトーナメントに参加した。

準々決勝 準決勝 決勝
                   
7月12日 - エスタディオ・トマス・アドルフォ・ドゥコ        
 ボカ・ジュニアーズ 2
7月18日 - エスタディオ・ホセ・アマルフィターニ
 CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ 0  
 ボカ・ジュニアーズ 0
7月12日 - ラ・ドブレ・ビセーラ
   ヒムナシア・イ・エスグリマLP 1  
 CAプラテンセ 0
7月26日 - モヌメンタル
 ヒムナシア・イ・エスグリマLP 1  
 CAベレス・サルスフィエルド 3
7月12日 - エスタディオ・アルキテクト・リカルド・エチェベリ
   ヒムナシア・イ・エスグリマLP 0
 CAベレス・サルスフィエルド 1
7月19日 - エスタディオ・アルキテクト・リカルド・エチェベリ
 ウラカン 0  
 CAベレス・サルスフィエルド 1 (4)
7月10日 - エスタディオ・トマス・アドルフォ・ドゥコ
   デポルティーボ・エスパニョール 1 (2)  
 デポルティーボ・エスパニョール 1
 ラシン・クルブ 0  

第2出場枠決定戦

勝利したニューウェルズがコパ・リベルタドーレス1993第2出場枠を獲得。敗れたチームの中で成績上位順にベレス、ヒムナシア・イ・エスグリマLP、デポルティーボ・エスパニョール (一つ上のボカが辞退したために繰り上げ)がコパCONMEBOL1992出場を決めた。

ニューウェルズ・オールドボーイズ 1 – 0 CAベレス・サルスフィエルド
フリオ・サルダーニャ  80分
エスタディオ・ヒガンテ・デ・アロジート, ロサリオ
主審: フアン・ババ

脚注

  1. ^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月8日閲覧。
  2. ^ a b Pablo Ciullini. “Argentina 1991/92”. RSSSF. 2022年5月8日閲覧。

外部リンク

RSSSF:Argentina 1991/92




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