ブロンクス (カクテル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 16:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ブロンクス | |
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基本情報 | |
種別 | ショートドリンク |
作成技法 | シェーク |
色 | 黄色 |
グラス | ![]() |
アルコール度数 | |
度数 | 23度[1] - 25度[2] |
レシピの一例 |
ブロンクス (Bronx) は、ジンをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。カクテル名はニューヨークのブロンクス区に由来する。
アメリカの禁酒法時代に、密造された粗悪なジンを飲むために考えられたとも、摘発逃れのカモフラージュのために考案されたともいわれる。マティーニにオレンジ・ジュースを加えたようなレシピとしても知られるが[3]、マティーニと異なりベルモットはドライ・ベルモット、スイート・ベルモットの両方を使用する。
クリスマスの時に飲まれてきた代表的なカクテルとして知られ、現在でもクリスマスが近づくとよく飲まれる[4]。
レシピ
- ドライ・ジン - 30 ml
- ドライ・ベルモット - 10 ml
- スイート・ベルモット - 10 ml
- オレンジ・ジュース - 10 ml
作り方
ドライ・ジン、ドライ・ベルモット、スイート・ベルモット、オレンジ・ジュースをシェークして、大型のカクテル・グラス(容量90ml程度)に注げば完成である。
備考
オレンジ・ジュースを30ml、ドライ・ジン、ドライ・ベルモット、スイート・ベルモットを各10ml使用するレシピもある。この場合のアルコール度数は上記のレシピより低くなり、19度程度になる[4]。
バリエーション
材料に卵黄を加えたものはゴールデン・ブロンクス(ブロンクス・ゴールド[5])、卵白を加えたものはシルバー・ブロンクス(ブロンクス・シルバー[5])と呼ばれる。
関連項目
参考文献
脚注
- ^ ホテルパシフィック東京 監修 『カクテル大全1000』p.135 永岡書店 2008年9月10日発行 ISBN 978-4-522-42269-4
- ^ 桑名 伸佐 監修 『カクテル・パーフェクトブック』p.63 日本文芸社 2006年2月25日発行 ISBN 978-4-537-20423-0
- ^ ブロンクス 詳細情報 カクテルレシピ - Liqueur&Cocktail - サントリーの解説より
- ^ a b 稲 保幸 著 『色でひけるカクテル』p.56 大泉書店 2003年12月18日発行 ISBN 4-278-03752-X
- ^ a b ホテルパシフィック東京 監修 『カクテル大全1000』p.136 永岡書店 2008年9月10日発行 ISBN 978-4-522-42269-4
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