ブレイズン・ストーンとは? わかりやすく解説

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ブレイズン・ストーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/22 15:40 UTC 版)

ブレイズン・ストーン
ランニング・ワイルドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1990年12月 - 1991年1月 スタジオM
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタル
時間
レーベル EMIノイズ
ノイズ・レコード
プロデュース ロックン・ロルフ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 16位(スイス[1]
  • 22位(ドイツ[2]
  • 66位(日本[3]
ランニング・ワイルド 年表
デス・オア・グローリー
(1989年)
ブレイズン・ストーン
(1991年)
ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー
(1991年)
ミュージックビデオ
「Blazon Stone」 - YouTube
「Little Big Horn」 - YouTube
「Over The Rainbow」 - YouTube
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ブレイズン・ストーン[4]』(Blazon Stone)は、ドイツヘヴィメタルバンドランニング・ワイルド1991年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。バンド最大のシングル・ヒット曲「リトル・ビッグ・ホーン」が収録されている。

背景

新ドラマーのACは、前作『デス・オア・グローリー』(1989年)発表時にはバンドのローディーを務め、ドラムスやキーボードの管理とヘア・スタイリストの業務を担当していた[5]。また、アクセル・モーガンはシンバルメーカーのパイステで働いており[6]、バンド脱退後には再びパイステの仕事に専念して、1999年に同社のCEOとなった[7]。「リトル・ビッグ・ホーン」の歌詞は、リトルビッグホーンの戦いで戦死したカスター将軍を題材としている[6]

日本盤ボーナス・トラックの「ビリー・ザ・キッド」と「ジェノサイド」は、母国ドイツではシングル「リトル・ビッグ・ホーン」のカップリング曲として発表されており[8]、「ジェノサイド」はシン・リジィがアルバム『チャイナタウン』(1980年)で発表した曲のカヴァー。

反響

母国ドイツのアルバム・チャートでは22位に達し、自身初のトップ30入りを果たす[2]。本作からのシングル「リトル・ビッグ・ホーン」は、ドイツのシングル・チャートで自身最高の30位を記録した[2]。また、本作はスイスでも成功を収め、1991年4月21日付のアルバム・チャートにおいて初登場28位となり、最終的には16位に達した[1]

バンドの中心人物ロックン・ロルフは、2012年にRockpages.grにより行われたインタビューにおいて、本作は「ランニング・ワイルドのどのアルバムよりもずっと売れた」と語っている[9]

収録曲

特記なき楽曲はロックン・ロルフ(Rolf Kasparek)作。

  1. ブレイズン・ストーン "Blazon Stone" – 6:31
  2. ローンウルフ "Lonewolf" – 4:48
  3. スレイヴァリー "Slavery" – 5:15
  4. ファイアー・アンド・アイス "Fire & Ice" (AC) – 4:08
  5. リトル・ビッグ・ホーン "Little Big Horn" – 4:58
  6. オーヴァー・ザ・レインボウ "Over the Rainbow" (Jens Becker) – 1:55
  7. ホワイト・マスク "White Masque" – 4:16
  8. ローリング・ホイールズ "Rolling Wheels" (J. Becker) – 5:32
  9. ブラッディ・レッド・ローズ "Bloody Red Rose" – 5:05
  10. ストレイト・トゥ・ヘル "Straight to Hell" (J. Becker) – 3:50
  11. ヘッズ・オア・テイルズ "Heads or Tails" – 4:58

日本盤ボーナス・トラック

  1. ビリー・ザ・キッド "Billy the Kid" (AC, Rolf Kasparek) – 4:48
  2. ジェノサイド "Genocide" (Phil Lynott) – 4:48

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b Running Wild - Blazon Stone - hitparade.ch
  2. ^ a b c Discographie - Running Wild - charts.de - 2014年6月29日閲覧
  3. ^ ORICON STYLE
  4. ^ 日本初回盤(TOCP-6632)のタイトルは『秘められた紋章』だったが、1998年の再発CD(VICP-60308)で原題の片仮名表記に変更された
  5. ^ 『デス・オア・グローリー』CD英文ブックレット内クレジット
  6. ^ a b 日本盤CD(TOCP-6632)ライナーノーツ(伊藤政則、1991年3月22日)
  7. ^ RUNNING WILD - the official website - INTERVIEWS 03/2010 - 2014年6月29日閲覧
  8. ^ Running Wild – Little Big Horn (Vinyl) at Discogs
  9. ^ Rockpages.gr - Interviews - Running Wild - Interview by Sakis Nikas - 2014年6月29日閲覧



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