ブランク
プレス加工に用いる板状の素材(鋼板)のことで、所定の形状、寸法に切断されているものをいう。部品の完成したもの(プレス加工完成品)を平らに展開し、その周囲にプレス加工に必要な板押さえの部分を追加したものと考えていい。実際は種々な形状でプレス加工をしてみて、最終量産用の形が決められる。このブランク形状によって材料の歩留まりの良し悪しは決まり、結果として材料費に影響する。形状は矩形がもっとも多く、次いで台形、異形が使われる。鍛造などでも2次加工前の短い棒鋼などをブランクという。
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