フードセーフティキャッチ
エンジンフードが後ろヒンジで前開き方式の場合、走行中になんらかのトラブルでフードロックのラッチが外れると前方からの気流のラム圧を受けてフードが突然開放し、運転手の前方視界をふさいで危険な状態になることが起こり得る。このような事態が発生しないように、万一フードのラッチが外れても、フェイルセーフ構造の2次的安全装置としてフードを半開きの位置に保持する装置で、一般には鉤形のキャッチがフード前方の内板を引っかけて止め、開放するときは人がクルマの前まで行って指で操作するものが多い。セカンダリーキャッチ、セカンダリーラッチともいう。前ヒンジで後ろ開きのエンジンフードには、このような安全装置は装備されていない。
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