フワランポーン駅とは? わかりやすく解説

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フワランポーン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 13:26 UTC 版)

フワランポーン駅(フワランポーンえき、タイ語: สถานีรถไฟกรุงเทพ, 英語: Hua Lamphong Station)はタイの首都バンコク都パトゥムワン区にある、タイ国有鉄道SRTとも)とバンコク・メトロMRTとも)のタイ国有鉄道の主要幹線4路線の起点駅として位置づけられている。


  1. ^ 後述するように、本来はパークナーム鉄道の駅名であったものが拡大解釈され、国鉄駅に対しても呼称されるようになったと考えられている[1]。パークナーム鉄道は1960年に廃止され、国鉄駅が残った。のちに、2004年開業した地下鉄(MRT)駅は開業当初からフワランポーン駅を名乗っている。
  2. ^ アユタヤ駅は当初クルンガオ駅として開業。のちに路線は1900年、当初の目的地であるコラート(後のナコンラチャシーマ駅)まで延長開業した
  3. ^ 新ターミナル駅開業前において。
  4. ^ 2023年現在も東本線と線路がつながっていないため、新ターミナル発着とすることができない
  5. ^ 東本線方面をのぞき当駅発着の列車は旧バーンスー地上駅に停車し、高架の新駅は通過する。
  6. ^ 2020年頃から2022年頃にかけて疫病蔓延対策として減便が行われた。2023年以降は約半数の列車がクルンテープ・アピワット中央駅発着に変更されたため、下表には定期列車として運行しないものも含まれる。
  7. ^ 駅前通りは1919年ラーマ4世通りに改称された。フワランポーン運河は後に一部が埋め立てられ、その跡地や同鉄道の跡地を利用して拡張され、現在の形となった。
  8. ^ 同鉄道は後に国有化された。
  9. ^ 1959年には早くもバーンスー駅へのターミナル機能移転計画が発表されたが、1964年に中止された[16]
  10. ^ 公表された期日では実務的に移転完了できないことが発覚したり、住民による大規模な反対運動が起こるといったように、深刻な準備不足が指摘されている[17]
  11. ^ タイ王室への忠誠を示す行動とはみなされず、背いたとしてもマナー違反の範疇であり、タイにおける不敬罪(英語)には該当しない。一方、映画上映時に国王賛歌が流れる際はこの限りでなく、重篤な違反者に対し実刑判決が下された例がある(2008年)[21]
  12. ^ 但し、どうしても我慢が出来なくなった場合は、駅係員に申し出れば、職員用トイレを使わせてもらえる。
  1. ^ a b c d e f g h i j k l 小堀晋一. “安全保障から始まったタイ最古の駅フアランポーン”. NC nwtwork. EMIDAS. 2023年1月29日閲覧。
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  3. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.69,p.226
  4. ^ a b c 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.69
  5. ^ 消えゆく駅、歴史あるバンコクのホアランポーン駅が移転のため見納めに!”. エイビーロード (2015年7月23日). 2016年6月28日閲覧。
  6. ^ a b c Train services continue unchanged at Hua Lamphong” (英語). Bangkok Post (2021年12月21日). 2021年12月23日閲覧。
  7. ^ フアランポーン駅 タイ国鉄の行先標示板サボ (サイドボード)”. タイ国政府観光庁. 2023年4月2日閲覧。
  8. ^ 『魅惑のタイ鉄道』(杉本聖一著、玉川新聞社、2000年) p.9
  9. ^ 『タイ鉄道散歩』(藤井伸二著、イカロス出版、2013年) p.18
  10. ^ 『タイのりもの旅』(谷川一巳著、イカロス出版、2018年) p.84
  11. ^ Bang Sue mega-station to operate by January 2021” (英語). バンコックポスト (2018年11月23日). 2019年12月14日閲覧。
  12. ^ a b ประวัติศาสตร์การขนส่งมวลชนทางบก: สาย “รถราง” ย่านบางลำพู” (タイ語) (2018年9月28日). 2023年1月30日閲覧。
  13. ^ a b 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.226
  14. ^ “100周年を迎えるホアランポーン駅 タイ国鉄も転換期か”. GLOBAL NEWS ASIA. (2016年6月24日). http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=3514&&country=2&&p=2 2016年6月28日閲覧。 
  15. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.215-221
  16. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年) p.225-226
  17. ^ 高木聡 (2022年1月16日). “バンコクの「玄関駅」、廃止のはずが列車発着の謎”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. 2022年1月25日閲覧。
  18. ^ การรถไฟฯ กำหนดให้วันที่ 19 มกราคม 2566 ปรับเปลี่ยนขบวนรถไฟทางไกล เหนือ ใต้ อีสาน ของขบวนรถด่วนพิเศษ รถด่วน รถเร็ว จำนวน 52 ขบวน” (タイ語). タイ国有鉄道 (2023年1月17日). 2023年1月24日閲覧。
  19. ^ ประวัติการรถไฟแห่งประเทศไทย”. タイ国有鉄道. 2023年2月10日閲覧。
  20. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』p.117
  21. ^ ผุดกิจกรรมไม่ยืนเพลงสรรเสริญหลังโซเชียลแชร์กรณีเมเจอร์สั่ง พนง. เชิญคนไม่ยืนออกจากโรงก่อน” (タイ語). en:Prachatai (2019年8月19日). 2023年1月29日閲覧。
  22. ^ “バンコク都市鉄道ブルーライン西側延伸区間、21日に全線開通”. newsclip.be (Necos Co., Ltd.). (2019年9月17日). http://www.newsclip.be/article/2019/09/17/40778.html 2019年9月24日閲覧。 


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