フロム・ギャンビット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:23 UTC 版)
「バード・オープニング」の記事における「フロム・ギャンビット」の解説
1.… e5 2.fe d6 3.de Bxd6 4.Nf3 g5 5.d4 g4 6.Ng5 f5 7.e4 h6 8.e5 Be7 9.Nh3 gh 10.Qh5+ Kf8 11.Bc4 Rh7 12.Qg6 Bb4+! 13.Ke2 Rg7 14.Bxh6 Nxh6 15.Qxh6 Qg5。 この変化は黒が有利。 白の2手目で2.g4??と指すと2.… Qh4#となり、たった2手でチェックメイトとなる(フールズ・メイト)。また白の4手目で4.Nc3??と指しても4.… Qh4+以下チェックの連続でメイトになる。 黒の4手目では4.… Nf6または4.… Nh6と指す手もある。 白の6手目で6.Ne5と指すのは以下6.… Bxe5 7.de Qxd1+ 8.Kxd1 Nc6 9.Nc3 Be6 10.Bf4 0-0-0+ 11.Ke1 Nge7 12.e3 Ng6と進行し黒が指しやすい。 黒の7手目で7.… Be7と指すのは8.Nh3! gh 9.Qh5+ Kf8 10.Bc4 Bb4+ 11.c3 Qe7 12.e5と進行し白有利。なおこの変化の途中で10.… Qe8??と指すと11.Qh6+! Nxh6 12.Bxh6#となりチェックメイト。 白の13手目で13.c3と指すのは13.… Rg7 14.Bxh6 Qh4+の後15.… Qxh6と指され黒の勝ち(白はクイーンを失う)。
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